システム手帳は日本の方が種類もデザインも豊富だろう、わざわざアメリカのスクラップブッキングメーカーのものを輸入しなくてもよいだろう、と、私自身はいいな、欲しいな、と思いつつ、CHAでは心を鬼にして(笑)スルーしたカラークラッシュ。
やっぱり欲しくて個人的に購入し、インスタグラムに載せたところ、「こういう明るい色のを探していた!」、「クロップパーティーさんで仕入れの予定はありますか?」と、私にも会社にもコメントやお問い合わせが。
メーカーに在庫を聞いた時点では再入荷したばかりだったので「充分あります」という返事をもらえたものの、みるみるうちに売り切れに。
次の入荷は少し先になるとのことでしたが、オーダーを入れるのは早いに越したことがないだろうと、少しお時間をいただくことをご了承いただいた上で今回のご予約の受け付けを決めました。
受け付け開始後、全8色あるはずのポーチのうち6色しか予約コーナーに登録がなく、時間差で追加したために混乱を招いてしまいました。色の変更などで面倒をおかけしてしまい、申し訳ありませんでした。
この1週間ほどで、会社も私もたくさんのメールをいただきました。特に私はケリーのマンスリーキットの定期的な仕入れについて悩んでおり、ブログ上でご希望者さんにご相談をしたため、 手帳に関するご質問や期間を過ぎてからのご注文と合わせて膨大なメールをいただきました。
私のブログに出会ったきっかけや、私の記事を参考にアメリカを旅されたこと、結婚式やイベントで手作りをして喜ばれたこと、プロジェクトライフを知り、アルバム作りがますます楽しくなったことなど、 励みになるようなエピソードを添えてくださる方々もたくさんいらっしゃいました。
私とクロップパーティーのためにお時間を割いてくださるみなさんに心から感謝いたします!
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さて、私宛てのメールにも、ソーシャルメディアへのコメントやメッセージの中にも、最近はインスタグラムの「#クロップパーティー」でもよく見るのが、商品や新ブランドのリクエスト。
今日はこれについて少し書こうと思います。
お店に取り扱い商品をリクエストするなんて図々しいんじゃないか?とためらわれる方も多いようですが、クロップパーティーではけっしてそんなふうに捉えていません。逆に、「欲しいものが国内で買えるお店」を目指す我々にとって、実際の買い手のみなさんからのリクエストは大変ありがたいご協力です。
みなさんの熱いラブコールで取り扱いが決まり、クロップパーティーのベストセラーになっているブランドがあるのも事実です。お客様に教わるまでふーこ店長も私も気に留めていなかったブランドが人気になっている例もあります。
リクエストをいただいた後の流れは、だいたいこんな感じです。
<すでに取り扱いのあるブランドの場合>
たとえば10種類リリースされたアイテムの中で、8種類はクロップパーティーでも発売されたけれど一番欲しかった2種類がなかった、 とか、待っているけれどずーっと品切れ中、というような場合は、比較的すぐにお応えすることができます。次のオーダーの際にそれを含めばよいのです。
しかし、メーカーで在庫切れの場合は、入荷待ち、またはこちらがオーダーしてから再生産という形になり、数週間から数ヶ月かかることもあります。
廃盤になっていることもたびたびあり、この場合はリクエストにお応えすることはできません。マーサのシカさんやクジラさんのパンチのような、クロップパーティーが再生産してしまう異例もありますが、こちらは著作権などの手続きがあり、費用もかかるので、よほどの数のリクエストがない限り実行できません。
メーカーに在庫がある場合も、 最小オーダー個数や最低オーダー金額に対応できずに見送らざるを得ないことがあります。たとえば、メーカーによって、同じスタンプを2個以上から、とか、6の倍数でオーダー、などの決まりがあります。
リクエストのあるものは、たいていは「これはかわいい、私も欲しい!」、「他のお客様も買ってくださいそう!」というものですが、中にはとても特殊なデザインだったり、あまり一般的ではない用途に限定されたものもあります。そうすると、6個仕入れたうちの1つはリクエスト下さったお客様が購入くださっても、あとの5つはお店に残ります。
これはとても極端な例ですが、初回の最低オーダー金額が8000ドル分、というブランドもありました。おひとりのお客様のおひとつのリクエストのために100万円弱を投じるのは、難しい決断です。
しかし、今のところは、「ふーこ店長、それ、本気?」とか、「そんなリスクを冒してまで?」と、私も心配になるくらいに(笑)お客様のご要望に真剣にお応えしています。
<まだ取り扱いのないブランドの場合>
これはさまざまです。問い合わせをして数日以内にオーダー可能にセットアップしてくれるブランドもあれば、会社の登記簿謄本の写しの提出や審査が必要なブランドもあれば、問い合わせをしてもしてもうんともすんとも言ってこないブランドもあれば(涙)。
中小規模のブランドだと、そもそも直販のみで、クロップパーティーだけでなくアメリカ国内でも小売店には卸さない方針のブランドもあります。そうなると、ビジネスレターを書くところから始まります。会員にならないとメールすら受け付けてくれないところもあり、回り道することもあります。
成功率は低いですが、業界での出会いやコネクションを大切に温めた結果、日本初上陸を実現できた例もあります(しかし、取り引きが始まり、日本での知名度も徐々に上がり、ブランドの方も我々とのやりとりや日本への発送に慣れた頃、国内の他店が後を追って取り扱いを始めてしまいます・涙)。
インスタグラムのおかげで、私の名前を見て反応してくださる場合も増えてきました。 数をこなすうちに打たれ強くなり、ちょっとした脅しの表現も使うおっかないオバさんバイヤー(笑)になりつつあります。
「海外のインスタグラマーさんの投稿を指をくわえて見ていたのが、日本で買えるようになった!」、「英語での注文が怖くて諦めていたものが、クロップパーティーで発売される!」、「到着するまでドキドキハラハラの個人輸入から解放され、金曜日のお楽しみになった!」といううれしい声を聞くたび、嫌なことも忘れて報われます。
力不足でご期待に添えない場合もありますが、みなさんに愛され、信頼されるお店作りのため、できる限りの努力をしています。「ダメ元」(私ではなく、お客様がメールやコメントの際に使われる表現です・笑!)で、リクエストしてみてください!
これからもどうぞよろしくお願いいたします!
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さて、今日からご予約開始の始まる商品のご紹介です。17時より、スタジオL2Eの新作スタンプとピンクフレッシュスタジオの4月キットのご予約を承ります!
まずは、スタジオL2E特集!
スタジオL2Eも、小売店への卸をしていない小さな個人ショップのひとつでした。一昨年の暮れに個人的に欲しいものを見つけ、一顧客として購入。とても気に入ったので、「実は日本のショップのバイヤーをしています」と言って自己紹介し、仕入れに至ったのです。
そのどうしても欲しいものというのが、これ【CP】でした。
アイコンを入れて、見た映画や泊まったホテルなどをレビューするスタンプです。
タブと…
コーディネートされたセンチメント。
ウィーアーメモリーキーパーズのタブパンチに合わせた設計というところに感動!
コアキットの整理に使っています。
手帳にスタンプするようになってからは、予定のシリーズを必要に応じて買い足しています。こちらは元祖、リストイット。
プランイット。
お仕事、子育て、学校、美容…いろいろと出ています。手帳スタンプを作るブランドはとても数多くなり、私自身もヒーローアーツの依頼でデザインをさせていただきましたが、スタジオL2Eの目の付け所とクリエイティブさにはどこも敵わないと思います。
以上、在庫のないものは今週金曜日に追加される予定です。
以下は、ニューリリース。こちらは今日からご予約の受付が始まります!
今、手帳スタンパーさんの間で注目を浴びているのが、こちらのフラッグスタンプ。
さすが手帳スタンプ向け。ちゃんと予定もスタンプできるし、書き込める(スタジオL2Eの許可を得てデザインチームメンバーさんの画像をお借りしています)。
カットの仕方によってはタブにも。タブ、弱いのよね(苦笑)。
星柄、ドット、シェブロン、斜めストライプ。私の好きなマステ柄(笑)ばかり。
時間の余裕があるときにこんなふうに予定をスタンプしてプリカットして、貼り付けるという手も。私も最近買い足しましたが、スタンプだけでなく、シールやふせんを使うのも手軽でいいですよね。
ショッピングカートのアイコンと併用されているボーダーも新作。
アイコニックボーダー。
あらゆるサイズとアイコンのポジションが並んでいますね。スタジオL2Eのオーナーデザイナーさんの性格を表しているよう(笑)。
丸いカラーシールは便利だけれど、私の持っているのはつるつるしていてスタンプしにくいし、不透明なのでスタンプの上から貼ると隠れちゃう。この丸スタンプはいいかもしれません。
ミニサイズのスタンプです。
こちらのハイライトも使われています。
2行のラインは、実用的!
こちらのページには、フラッグ、アイコニックボーダー、丸スタンプ、ハイライトといろいろ使われていますが、左上のバナーにご注目。わざわざマスキングしたの?
違うんです、一般的な手帳の枠のサイズが想定され、最初から半分マスキングされているようなデザインなのです!
中に入れるフレーズのコーディネートスタンプも。
私も手帳にたびたび使う、細マステ。でも、書きにくかったり、インクが乾きにくかったり。
スタンプならOK!しかも、待望のクラフター向け用語のプランスタンプなのです!
「CRAFT」(クラフト)、「CREATE 」(創作)、「ME TIME!」(私の時間!)、「EVENT」(イベント)、「CROP」(クロップ) …
「RETREAT」(リトリート)というのは、日常や喧騒から離れて個人やカップルが隠れ家のようなオアシスでの休息をひっそりと楽しむ感じなんだけれど、これは旅行のスタンプセットではありません。「クラフトリトリート」のことで、最近とても流行っているクラフト合宿のことをさしていると思います。
クラフト合宿!いつか実現したい!宝くじが当たったらサンディエゴに隠れ家を買って、みなさんを抽選で順番に招待いたします(すごい妄想・笑)。
ピンクフレッシュスタジオの4月キットも今日からご予約を承ります!
私だけこっそり一部画像を見せてもらっちゃいましたが、今回もスタンプ、ダイ、アルファベットステッカー、ラベル、ウッドエンベリッシュメントなどなど、期待を裏切らない盛りだくさんの内容です。
届いてからのお楽しみ!なんて素敵な響きでしょう!
1月と3月のキットはおかげさまで完売。2月キットの在庫は、ピンクフレッシュスタジオの本店にあと3セット(1 時間前に来たメッセージ情報・笑)、あとはクロップパーティーにある数個のみです。
2月キット【CP】、最後のチャンス。
ラブリーなゾウさんのスタンプや…
顔アイコンとジオタグのダイ…
写真やカードの裾に貼るだけで決まるマステキングテープが含まれています。
スタジオL2Eの新作とピンクフレッシュスタジオの4月キットのご予約の受け付けは、本日17時からの開始です。
どうぞよろしくお願いいたします!
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