2020年って何かを始める（または再開する）のにとっても区切りの良い年だと思うし、個人的にはブログ元年が2010年だったので、今年はちょっと変化のある年にしたいという願望が強いんです。
ペーパークラフトにハマる前は、刺繍、編み物、ソーイング、樹脂粘土、ゴムハンコ彫り、ビーズジュエリー、レジン、デコパージュ…と、手当たり次第に様々なジャンルのハンドメイドを楽しんでいました。
しかしスタンプを使ったカード作り命！になり、その後スクラップブッキングにも目覚め、さらに今の仕事を始めたこともあり、だんだんとペーパー以外のクラフトへの興味も時間も減少していきます。そして引越しの際、部屋まるまるひとつ分あったツールや素材を段ボール2箱くらいにまで厳選したという経緯があります。
引越しから3年半経ちますが、引っ張り出してきて使ったのは昨年冬のワークショップに持って行ったポンポンメーカーくらい？なので、年末年始に着なくなった服などを処分する際に、「もう捨てても良さそうなものがあるかもしれないな」と思ってハンドメイド関連の箱も開けてみたんです。
結果？手放してもいいと思えるものは、何ひとつ見つかりませんでした！あれだけ厳選したのですから当然と言えば当然ですが、刺繍やソーイングを始めた頃に大好きだった作家さんのキット、キティのケースにぎっちり詰め込んだ編み針、一瞬何のための道具か思い出せなかったバイアステープメーカーなどなど、とにかくあの頃のキュンキュンが鮮明に蘇ってきたのです。
こんまりメソッドでいうと、箱の中身すべてがときめくアイテムだった、というわけですね。
100冊くらい持っていたハンドメイドの本も、引越しの際に8冊に厳選。 それらをペラペラとめくっていたら、作りたいもののアイデアがどんどん溢れてきました！
そんな、「あれも作りたい、これも作りたい」とキラッキラな気持ちで迎えた新年ではありましたが、実際に通常通りの生活が始まると、布を買いに行ったり記憶を呼び起こすために編み物の動画を見たりするような時間はなかなか捻出できずにおりました。
しかし！
ついにミシンを出しました！！！
…と言っても、必要に迫られて、ですが（苦笑）。慌てて出かける支度をしている時に、シャツの脇の下の部分を破いたという人がいるではないですか（涙）。しかも高かったシルクのシャツ（怒）。
でも見てみたら、なんてことはありません。 縫い目がほつれただけですので、ミシンであっという間に直せます。
布の色とまったく同じ色の糸がない場合は、それより薄いいろではなく、濃い色を選ぶ方が目立ちません。
ミシン糸のかけ方すら忘れていたらどうしようかと思いましたが、頭ではなく体が覚えていました（ホッ）。
はい、簡単に直りました〜！
ちなみにミシンを出した時にかかっていた糸は、デニム用のものでした。引っ越してきてから一度だけ夫のパンツの裾上げをした記憶がありますので、その時のものでしょう。
帰宅してミシンが出ているのを見た夫、「パンツの裾を長くすることは可能？」。この最後にミシンを使った時に裾上げをしたパンツが、洗濯で縮んだのか、短くなりすぎたと言うのです（そしてそれだけの歳月が過ぎている…汗）。
もしも穿いてみて短かったらまた少し出せるようにと余裕を持ってカットして幅広めに折り上げた記憶があったので、お望みどおり、1インチ近く長くしてあげました。
糸のかかっているミシンのすぐ隣でペーパークラフト、となったら、あれをやるしかありません！ペーパーにステッチ！
ミシンさえいつでも使えるようにしておけば、手持ちのペーパーとスタンプでステッチ入りのタグやフォトフレームなどが手軽に自作できちゃいます。使ったのは、まもなく到着予定のフローラ＆フォーナのハートのスタンプ。
タグにはジグザグステッチを入れてみました。
デニム糸とデニム用ミシン針である必要はまったくなかったような。めんどくさがらずに赤かピンクの糸に変えればよかったね（苦笑）。
夫のシャツのほつれがきっかけではありましたが、ミシンを出す機会に恵まれてホントによかった！いい加減コースターも今のインテリアにあったものに作り替えたいし、ヨガマット入れも新しく作り直したい！
2020年、みなさんは今年から始める、または再開しようと思っていることはありますか？ 区切りの良い年、充実させましょう！
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