我が家の今年のブラックフライデーはと言いますと…結局木曜日の夜は出かけず家でゆっくり過ごしたのですが、翌日、つまりアメリカ人が1年でいちばん買い物に情熱をかける日であるブラックフライデー当日、なんと夫が「アップルストアにアポイントメントを入れてある」なんて言うではないですか！
いつでもできる不良品交換の約束を、ショッピングモールがいちばんクレイジーになる日にわざわざ入れる人って…本人曰く、「アポイントメントを入れた時はそれがブラックフライデーだと気づかなかった」とのこと。アップルのお兄さんも言ってくれればいいのに。
うちからアップルストアのあるショッピングモールまで、いつもなら10分か15分くらいで着くところ、渋滞と駐車場探しが待っているので1時間半はみた方がいいな、と思って出たのですが、見積もりが甘かったようでした。
ブラックフライデー当日の昼間に買い物するところに出かけるなんて、何年か振りのことでした。アメリカの景気はすっかり回復しているのだな、と身を以て再確認できた2018年ブラックフライデーだったのでした（笑）。
デパートや雑貨屋さんも少し覗いてみましたが、とくに欲しいものもないのでウィリアムズソノマで買ったペパーミントバークのみがこの日の戦利品でした。
ダイエット中だけれど、やっぱりこれを食べないとホリデーシーズンが来ないからね。我が家にとってはお正月のお餅のようなものです（都合の良い言い訳・笑）。
今年のブラックフライデーセールで唯一狙っていたのは、電気式圧力調理器具、インスタントポットでした。実は9月の初め頃に13年ほど愛用していたドイツ製の圧力鍋のハンドルが壊れてしまってとても不便な思いをしていたのです。
鍋本体もふたもまだまだ使えるので別売りのハンドルだけ買おうと思っていたのですが、調べてみたらなんとハンドルだけで定価100ドル近くするのです。
そこで、ここ数年ずっと話題になっている人気の調理器具、インスタントポットの購入の話が浮上したというわけです。
1台で圧力鍋、スロークッカー、炊飯器、それにヨーグルトメーカーまで担う多目的調理器で、特に「セットしたらあとは放っておいてOK」なところが忙しい家族に受けているようですが、私はどうしてもデザインが許せなくって（苦笑）。
便利そうだなとは思いつつ、眼中になかったインスタントポット。圧力鍋を買い換えるか、別売りハンドルを買うか、それともインスタントポットにするか、となっていた時に「今年のブラックフライデーセールの狙い目はこれ！」みたいな特集に必ずランクインしていたので、購入に踏み切っちゃいました。
昨日届きました。「黒とステンレスでうちのキッチンにあるものすべてとマッチしているじゃないか」と夫は言うのだけれど…確かに色は合っているけれど…
そう言う問題じゃないのよね。美意識高いCPガールズならわかってくださるかしら？なんかこう、胡散臭いテレビショッピングっぽいって言うか、古臭いっていうか。
なんかこう、ダサいのよ…
私より乗り気だった夫は、さっそく大好物の塩漬けの豚肉と豆を煮ています。いつもは付け合わせのコーンブレッドを作るのは私ですが、今夜はそれも自分で作ると言っています。これで夫が料理に目覚めるのなら、まあいい買い物だったかな（笑）。
アメリカでは、次はサイバーマンデーセールの開始です。オンラインショッピングがまだ今ほど普及していなかった頃の名残かな？店舗でのホリデーセールは木曜日から、インターネットでは翌週月曜日から、という認識の時期がありました。今では単に、さらに購入意欲を煽るネーミングという感じです（笑）。
クロップパーティーでは、ブラックフライデーセールを続行いたします！
ぜひ見てね！
今週もどうぞよろしくお願いいたします！
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