MB in SD: いちごのパレタスの作り方

5月20日に初チャレンジして以来、もう数え切れないほど作ったパレタス。メロン、スイカ、マンゴー、バナナ、キウイ、パイナップル、チェリーなど、様々なフルーツを使って作りましたが…

やっぱり一番人気はいちご！

最初は図書館で借りた本の通りに作っていましたが、材料の量や手順など少しずつ変え、日本のみなさんにも計りやすい単位にして私なりのレシピを書いてみました。

3kgとか4kgとかじゃ現実味がないかもしれないので（笑）、小鍋で作りやすい500gのいちごで試作を何度かしてたどり着いたレシピです。

＜材料＞
いちご　500g
グラニュー糖　120g
レモン果汁　大さじ1くらい
水　100cc

＜作り方＞
いちごを4等分します。巨大なものは6等分にカットしています。

グラニュー糖をまぶします。

果肉を潰さないようにヘラでさっくり混ぜて…

グラニュー糖でいちごをまんべんなくコーティングします。

しばらくおくと、果汁が出て来ます。

半日も置くと、こんなに果汁たっぷりに。

これを小鍋に移し、お水を加え、強火にかけます。

ふつふつとし始めたところで火を止めます。あまりグツグツと煮てしまうとフレッシュ感が失われ、凍らせたジャムのような味になってしまいます。火を通すのは、あくまでも果肉を柔らかくするのが目的です。

冷まします。

冷めたらフードプロセッサーに移し、レモン汁を加えて撹拌します。

果肉ごろごろがお好みなら短めに。我が家は夫がなめらかな方がいいというので、しっかりめに撹拌しています。

先日、4kgのいちごを煮た時、「何度にも分けてフードプロセッサーに入れるのはメンドくさいなあ」と思い、大鍋にバーミックスを突っ込んでみましたところ…

まったく同じようにできました！洗うのも簡単なので、今度からバーミックスにしようっと。

お好みのなめらかさになったら…

型に入れます。計量カップやピッチャーなど、注ぎ口があるものだとこぼれにくくて移しやすいです。

凍ると膨張して体積が増えますので、上から1センチくらい残しておきます。

フタをして…

スティックを差し込みます。アメリカでは子供のクラフト用としてよく見かけます。

冷凍庫で凍らせば出来上がり。

ここからパイナップルのパレタスでアレですが（苦笑）、続き。型ごとお水に浸けると…

簡単に外れます。

お水に浸けるのが一瞬でも表面がちょっと溶けちゃうので、1分くらい立てて再び凍るのを待ちます。私はクッキークーリングラックに立てています。

表面が凍って乾いたら、袋詰め。

キット用に買っておいた袋を思わぬところで大量消費（笑）。また買わなくっちゃ。

ちなみにこのパイナップルのパレタス、ところどころ埋まっている赤い物体はなんと唐辛子。しかもハラペニョを入れたシロップを使っています。

ええ？と思うでしょうか。メキシコの人たちはフルーツにチリパウダーをかけて食べるんです。ドライマンゴーなども表面真っ赤だったりします。

パイナップル＋チリ＋ハラペニョの組み合わせもサンディエゴ在住19年を迎える私にはなんら違和感がありませんが、味覚がお子様の夫には不評でした。やっぱりいちごが一番美味しいんだそうです。

型が間に合わないし、また、クーラーボックスに入れてピクニックにも持っていけるよう、アイスポップ用の袋も買いました。

パレタスを袋に入れたものを「ボリス」（bolis）と言います。どっちでもいいんだけれどね（笑）。

ちなみに夫はスペイン語のパレタスが覚えられず、ペラトスとかポレトスとかいい加減で、しまいには「サロンパス」に落ち着きましたが、大抵は英語で「ポプシクル」（Popsicle）と言っています。ボリスのことは、「プッシュアップ」（Push-up）。

ポプシクルはブランド名で、一般に棒付きアイスはアイスポップと呼ばれるようですが、みんなポプシクルって言っている気がします。クレラップもストアブランドのラップも食品を包むフィルムはみんな「サランラップ」って呼んじゃうのと一緒かな（笑）。プッシュアップも商品名です。

たくさん作ったとき、全部凍らせないで空き瓶などに少し取って置くと、パレタス以外の楽しみ方もできます。