知ってはいるけれど、なぜか機会がなくて観たことのなかった有名な映画ってけっこうあると思います。私にとっては昨年の夏にはじめて観たジョン・トラボルタ主演の「グリース」も、そんな1本でした。
ルーフトップシネマクラブ(Rooftop Cinema Club)と言って、夏の間だけ限定でオープンするハイアットホテルの屋上の野外映画館です。
サンディエゴでは、夏の間の週末、必ずどこかの公園で映画を観ることができます。マイカーで乗り入れるドライブインシアターもオープンするし、ホテルやレクリエーションセンターのプールでも映画をやっていて、夜空の下で映画を観るのが夏の人気レジャーであることがよく分かります。
無料のコミュニティイベントではディズニーやヒーローものなど子ども向け映画が中心で、美術館やアートディストリクトの場合はクラシックな名作(カサブランカとかローマの休日とか)が多い印象。ホテルなどではコアなファンのいるカルト的な映画や、地元にちなんだ作品(サンディエゴなのでトップガン、あの頃ペニーレインと、アンカーマンあたり)が目立つ気がします。
メジャーな最近の映画はたいていほぼリアルタムで観ているので、こういう時に選ぶのが、「知ってはいるけれどなぜか機会がなくて観たことがなかった有名映画」となるわけです。
昨年「グリース」を観に行ったときに、上演前のトリビア(登場人物の名前だの、高校名だの、グリースを何度も何度も観ているコアなファンしか答えられないような雑学クイズ・笑)に勝っていただいた無料の券を利用して、今年もハイアットの屋上のルーフトップシネマクラブへ。
夫のチョイスで1975年のイギリス映画、ロッキー・ホラー・ショー(The Rocky Horror Picture Show)を観ました。まさに、知ってはいるけれど観たことのなかった映画です。
私は初めてでしたが、夫は歌って踊れるくらい(笑)通じていました。
夫がティーンの頃の映画です。「女装とか同性愛とか、当時、抵抗なかったの?」と聞いてみたら、「歌と踊りが素晴らしくて、そんなこと考えもしなかった」とのこと。わが夫、よほどのミュージカル好きなんだなと思いました(笑)。
ちなみに一緒に観に行った同世代のボーイズたちは、「みんなスーザン・サランドンの胸を見るのが目的」(ほぼずっと下着姿です)だったそうです!
野外の映画は、日没とともに始まります。
アルファベットはパフィステッカー。
ミックスエンベリッシュメントパックのレイヤーステッカーもアクセントにしました。
いずれもピンクフレッシュスタジオのジャスト・ア・リトル・ラブリーコレクションのアイテムです。
あと2、3回は夜空の下で映画が観られたらいいなと思っています。日没後は冷えるので、ピクニックのメニューはチリかチャウダーかな。熱いコーヒーも入れて行きます。夫のリクエストはきっと唐揚げだな(笑)。
今日もよろしくね!
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