先週の発売以来、「バックグラウンドなどの大判スタンプがキレイに押せるようになった」、「インクをつける前にスタンプの配置ができてデザインしやすくなった」、「細いラインも均等に表現できるようになった」などなど、さまざまなうれしい声をお聞かせいただいています。
現在品切れ中ですが、来月の上旬には再入荷の予定です。
さて、そのミスティ。実はコーディネートダイの悩みも解決してくれるんです。
先にペーパーをダイカットする場合、特に複雑な形のデザインだと真ん中にスタンプを押すのが容易ではありません。いずれかの端が断面のギリギリになったりしますよね。
先にスタンプする場合は比較的上手くいきますが、成功するかどうかは「いかにスタンプしたイメージとダイをきちっと合わせてマスキングテープで留めるか」にかかってきます。つまり毎回真剣勝負。
たとえ上手くいっても最後まで気を抜けません。マスキングテープを剥がす時に大事なところまでペリッと、なんていう残念な結果になることも…
「コーディネートダイはスタンプが先?ダイカットが先?」 はペーパークラフターにとっての永遠の論議(大げさ・笑)ですが、このたびのミスティの導入で私の中の答えは確定しました。
ズバリ、「ダイカットが先」です!
一読いただければ、きっとみなさんも「ダイカットが先」派になられることと思います(笑)。
まず最初に、カードストックをダイカットしてテンプレートを作ります。
作ったテンプレートをミスティのベースに固定します。
どうやら私は左下の角に合わせるのが心地よいようですが、マグネットで留められるのでどこでも構いません。
テンプレートに合わせてスタンプを置きます。
すでに沈着がひどいのでクリアスタンプには見えないかもしれませんが(苦笑)、ワッフルフラワークラフトのリーフィー【CP】とコーディネートダイ【CP】を使っています。
アクリルのトップを閉じて…
軽く押しつけてスタンプを貼り付けます。
これでスタンプのセットアップ完了。
ペーパーをダイカットします。
テンプレートに埋めます。
ちょっとしたマルチタスクをします。ソリッド(凸面)のスタンプには、カラーインクを(花びら型で小回りの効くワッフルフラワークラフトのチョークインク【CP】を使っています)。
アウトラインのスタンプにはアーカイバルインクのジェットブラック【CP】を。
アクリルのトップを閉じます。
軽く押しつければ…
スタンプ完了!
テンプレートの位置さえ動かさなければ何度繰り返しても同じところにスタンプされます。
なので、テンプレートとスタンプはそのままに、ダイカットペーパーの方を取り出して…
入れ替えます。
アウトラインスタンプを押したピースが上に、カラーインクで押したピースが下になっています。
同じインクを使うので、洗浄液で拭いたりせずにそのままリインキング。
トップのアクリル板を閉じてスタンプすれば…
たった2回のスタンピングでこんなピースが2つも作れちゃいました!
ミスティなしならここまで来るのにどれほどの時間と紙のムダがあることでしょう(笑)。
スタンプ界に革命を起こした、なんていうと大げさかもしれませんが、配置やら配色やらクラフトのセンスやらの前に「スタンプがちゃんと押せない」というお悩みを抱えていらした方には、本当に待っていたツールではないかと思います。
スタンプもカード作りも、これからますます楽しくなりますね!初回のご予約や購入を見送ったみなさん、ぜひ次の機会にご検討ください!
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