Monday, April 28, 2014

インサートの失敗例/ウィーアーメモリーキーパーズ(We R Memory Keepers)のエンベロープパンチボード(Envelope Punch Board)の使い方

今日は昨日の続きのインサート(中紙)のお話と、手づくり封筒について書こうと思います。

インサートの付け方はどこかで習ったわけではなく、市販のカードがそうなっているので私も片側にだけのりをつけるようになりました。

もしも両側を固定したらどうなるでしょうか。反対側にも同じようにテープのりを引いてみます。


閉じます。


引っぱられて、これ以上開きません。


別に180度に開く必要はないですが、なんだか滑稽です。

それでは180度に開いた状態でのり付けしてみましょう。


ペーパーが弛んで行き場がなく、カードが閉じません。


そういうわけで、片側にだけのり付けすることにしています。

出来たミニカードには、穴をあけてタグとして使用できるようコットントワインを同封しています。


ミニカードとして使いたい場合は、サイズの合うミニ封筒を作られるといいと思います。

私は手づくり封筒にはマーサスチュワートのスコアリングボードを使っていました。

しかし先月のこと。立て続けにペーパークラフトをする方から贈り物をいただいたり交換をしたりする機会があり、手作りの封筒に入ったカードや手紙が送られてきたのです。

手作りであるということはペーパーの出どころを知っているから分かりましたが、仕上がりはとてもきれい。

比べて見ると、角の丸みや折り線の重なる部分などの形がまったく同じなのです。

そこでくださった方々に聞いてみると、みな同じ道具を使って封筒を作っていらっしゃいました。

それが今日ご紹介するエンベロープパンチボードという封筒作り専用のパンチとスコアリングボードが一緒になったものです。


新商品ではありません。去年の秋にリリースされたもので、クロップパーティーでも前から取り扱いがあり、リクエストの声も絶えなかった何気に人気のアイテムです。

ただ私はパンチもスコアリングボードも持っているし、ハサミで切るのも好きなチョキチョキ部員なので、これ以上の道具は増やさなくてもいいかな、と思っていたのです。

その仕上がりの美しさに触れるまでは(笑)!

それでは使い方をご説明いたします。

エンベロープパンチボードには、ボーンフォルダー(ペーパーに筋を入れたり折り目を付けたりする道具)がついてきます。これは本体に収納できます。





ヘラのようなものです。先が丸くなっていて、スタイラスの代わりにもなるようです。



マーサのスコアリングボードに付いてくるオソマツなペラペラのあれよりはマシですが、やはりスタイラスの方が作業がしやすく、ペーパーに穴をあけたり傷を付けたりせずにスコアラインを入れることが出来ると感じました。

なので、お持ちであれば先端がボール状になったスタイラスをお使いになった方がいいと思います。


キットのミニカードの大きさに合わせた寸法で作ります。



エンベロープパンチボードの本体には、サイズガイドが記載されています。



たとえば3x4インチのカードに合う封筒を作りたい場合は...


6x6インチのペーパーを用意します。


6x6インチと言えば、これ!集めようと思ったわけではないのでどんどんたまってしまったダイソーのおりがみ!


これならリサイズせずにそのまま封筒作りに入ることができます。便利!

6x6インチのペーパーで3x4インチのカードに合う封筒を作るには、2と5/8のところにスコアライン(折り目)を入れるとガイドに書いてあります。



おりがみの左側を、2と5/8の目盛りに合わせて置きます。


このパンチボードのよいところは、それぞれの目盛りに数字で記載があること。



マーサのスコアリングボードにも1/8ごとに目盛りが入っていますが、数字での記載は1、2、3、4...のみです。なので、慣れていらっしゃらない方には何分の何、と言われてもピンと来なかったかもしれません。

ずれないように反対の手で押さえ、パンチします。


そのままの位置で、スコアラインを入れます。


溝が1本なので、「あ、しまった!隣だった!」なんて間違いようがないところもいいですね、経験者のみなさん(笑)。


時計と反対まわりに90°回します。



入れたスコアラインを「SCORE GUIDE」とやじるしで指してあるガイドに合わせます。


角度も45度と合っているはずです。


 パンチします。


スコアラインを入れます。


ペーパーを時計回りに90度まわして付けた筋をガイドに合わせると、おりがみの左端が2と5/8インチのところに来ているはずです。


マーサのスコアリングボードでの封筒作りに慣れていらっしゃる方には、最初に目盛りに合わせて入れるラインが「Aライン」、次にガイドに合わせて入れるラインが「Bライン」に当たります。

4辺にパンチとスコアラインを入れると、こんな形が出来上がります。


スコアラインを折る前に、ここにうれしいフィーチャーがあります。エンベロープパンチボードをぐるっと反対側に向けると、コーナーパンチが。



ここに角を差し込んで... 



 パンチすれば...


角が丸まります。


左右を折って...


 のり付けして...


下側のフラップを折り上げれば...



キットのミニカードにぴったりのミニ封筒のできあがりです。


「3x4インチの封筒」、ではなく、「3x4インチのカードに合う封筒」なので、3x4インチのプロジェクトライフのジャーナリングカードも入ります。



私自身がそうですが、これをメモ代わりやカード代わりに濫用している方もいらっしゃるのではないかしら(笑)?

もちろん新しい道具を買わなくてもこのサイズの封筒は作れます。マーサのスコアリングボードで作られる場合は、Aラインが3と7/8インチ、Bラインが4と3/8インチです。




 てっきりどでかいボードが来るものだと思い込んでいましたが、マーサのスコアリングボードの半分以下のサイズ。10.5x7.5インチと、A4サイズよりもひと回り小さいです。

エンベロープパンチボードはただ今品切れ中ですが、今週の金曜日に再入荷いたします。

他にもギフトバッグはギフトボックスが同様に手軽に作れるパンチボードもあります。ビデオを見ると欲しくなる〜。

明日はミニアルバムです。ぜひまた見てね。

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