お野菜のスタンプ!
大きなラベルがファーマーズマーケットっぽくて目を引きます。
とてもよい例なので、前から一度書こうと思っていたスタンプ選びの基準について少し書こうと思います。
あくまでも私自身がスタンプを購入する際の判断材料なので、スタンプの購入ガイドMB流といたします。
このセットにはおおまかに分けて3タイプのスタンプが含まれています。押したところをご覧になるとよく伝わるかと思います。
右のトマトとにんじんは着色の余地がない、押すだけでOKのタイプ。左のさやえんどうとアスパラガスはマーカーや色鉛筆を使った着色を楽しむタイプ。
私はスタンプを買うとき、ただ単にデザインの善し悪しやサイズ感だけでなく、「インクが付く部分」と「つかない部分」に着目しています。
押すだけで完了するスタンプが好きなので、私が買うスタンプはほとんどが右のタイプです。
左も、上と下では少しタイプが違っています。
下のアスパラガスは鉛筆でデッサンしたような雰囲気で、影がつけられています。なので、着色をせずにこのまま使うこともオプションとしてあるので、買うと思います。
しかし、上のさやえんどうは、このままではちょっと未完成な印象を与えると思います。なので、形が好きでもこれ単品では買わないと思います。
でも、さやえんどうのスタンプのような、輪郭だけで構成されたスタンプを好まれる方々もとても多いと思います。
ローンフォーンや先週発売されたママエレファントなど、スタンプした後に色を塗ることを前提としたデザインが特徴のブランドを好まれる方々です。
「かわいい」、「欲しい」だけで選んでしまうと、使わないスタンプがどんどん増えてしまう可能性があります。
毎週金曜日、どんどん魅力の新商品を見せられてついつい買ってしまう!とお悩みの方は、スタンプ自体のデザインに流されず、ご自分が楽しいと思える作業、そうでない作業、好みのスタイルなども考慮されるといいと思います。
「インクが付く部分」と「付かない部分」を認識するのも、スタンプ購入のひとつの判断基準になるのではないかと思います。
たとえばこのうさぎさん。ちょうど季節ですし、ぬいぐるみのどうぶつさんなんて珍しいから、「かわいい!」と飛びついてしまいますよね。
でもこれ、明らかにローンフォーンのどうぶつたちのような、ぬりえを楽しむタイプのスタンプです。
私のようにマーカーや色鉛筆がお得意でなければ、残念ながらお勧めできるデザインではありません。せっかく買っても眺めるだけで、実際にカードになる日は遠いかもしれないからです。
しかし、もしも私のように、小さいハサミでチマチマと輪郭を切り取るのが大好きなチョキチョキ部員さん(笑)であれば、 こんな使い方もあります。
カラーペーパーやパターン入りのペーパー(これは折り紙)にスタンプして、切り取ったものをカード台紙に貼り付けるというオプションです。
このようなスタンプの使い方が定着すると、今度は選ぶべきペーパーの色や柄なども見えて来ます。
一瞬色ぬりタイプのスタンプに見えて、実はその必要がない、と言う場合もよくあります。
よい例が、パンダさん。
だって、パンダさんは白黒じゃない?それなら白い部分は塗らなくてOK(笑)!
去年のカードキットのスタンプにハナミズキ【CP】を選んだのも、それが理由のひとつでした。
ピンクのマーカーや色鉛筆で鮮やかに着色するというオプションもありますが、私のサンプルでは花びらを覆ってミスト【CP】をかけ、花の白さを強調しています
「何ができるか」、「どう使えるか」、を好みや得意の作業などと照らし合わせて見ると、自然にご自分にとって利用価値の高いスタンプかどうかが分かってくるのではないかと思います。
アスパラガスのようにディテールのある写実的なデザインだと、雑に塗ってもあまり気にならないという利点もあります(笑)。
ディストレスマーカーでちょこちょこと塗っただけで、なんだかそれらしくなりました。
が、結局実際に使う時には、色を塗らないバージョンを採用しています(笑)。
にんじんのスタンプは、エイヴリーエルのフィズ【CP】(オレンジ)とセロリ【CP】をそれぞれ部分的につけて押すのが気に入ったので、それをカードに。
この2ページに関しましては、また後日使ったアイテムや作り方など、詳しく書こうと思います。
スタンプの選び方には、他にも私が基準にしていることがいくつかあります。また書きたいと思います。
今日も応援よろしくお願いいたします!
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