Tuesday, August 6, 2019

寿司vsスシ?サンディエゴのお寿司事情

昨日は結婚記念日だったので、お寿司と海岸の散歩の両方を叶えるべく、ミッションビーチ(Mission Beach)へ。

海岸を見下ろせるルーフトップのレストランバー、キャノンボール(Cannonball)でお祝いしました。アサヒで乾杯(車で行ったので夫はソフトドリンク)!


いつもは白ワインですが、お寿司の時はビールを頼むこともあります。夫は真っ黒な色をした濃厚で複雑な味わいのビールを好みますが、私は黄金色のキリッと辛いやつが好き。

我が家が選ぶ前菜は、メニューにあれば必ずカラマリ(イカのフライ)です。


私は本当はセヴィーチェやカルパッチョなど白ワインに合う生のシーフード料理が好きなんだけれど、前菜とはいえ量が多くてメイン料理が来る前にお腹いっぱいになっちゃうので、2人の時は夫も好きなカラマリに落ち着いている、という感じです。

ソースが数種類付いてきたり、シーズニングやトッピングがユニークだったり、それぞれのお店で工夫されていて楽しいんです。

カラマリをちょこちょこつまんでいたら、ひとつめのお寿司がやってきました。大半のお寿司屋さんでは握りや手巻きも選べますが、我が家はもっぱらロール(巻き寿司)です。


ここのロールはなぜか9個でしたが、大抵はひとつ頼むと8個にカットされていて、前菜ひとつ、ロール2種類で我が家はちょうどいい感じです(デザートは別腹ですが・笑)。

私は海の幸が美味しい新潟県出身ですし、関東に住んでいた時は銀座や築地の有名店でお食事をする機会にも恵まれましたので、日本の美味しいお寿司は多少知っているつもりです。

それを踏まえてあえて申し上げますと、アメリカのお寿司も美味しいです!生粋の日本人の職人さんが握る本格的なお寿司屋さんではなく、サーファーが行き交うビーチタウンの、カラマリが出てくるようないわゆるカジュアルなスシバーでも、十分美味しい!と私は思うんです。

アメリカのロールの楽しみは、ネタの組み合わせ。カリフォルニアロール(カニカマとアボカド)やフィラデルフィアロール(サーモンとクリームチーズ)など、クラシックロールと言われるものも日本人の我々から見たら斬新ですが、サンディエゴでは各店が競うように意外なものを組み合わせてきます。

昨日食べた写真のロールは、マグロ、海老の天ぷら、クリームチーズ、カニカマのピリ辛和え、シソ、ラー油、ガリのピューレ、黒とびこ。え?って思うでしょう(笑)?

2つめのロールは、食べかけであれですが(汗)、カニカマ、アボカド、炙りサーモン、スパイシーアイオリソース、うなぎの(蒲焼の)たれ、青ネギ。


甘いもの、辛いもの、冷たいもの、あったかいもの、材料の国籍もいろいろで、本当に合うの?と思うような組み合わせのロールもありますが、これがちょっぴりのわさびとお醤油でちゃんと美味しい「お寿司」になるんです。

アメリカのお寿司は日本食ではない、メキシコ人や中国人が握ったものなどお寿司とは呼べない、と拒否反応する日本人も少なくないようですが、私の中ではそれはそれ、これはこれ。日本のお寿司と比べようとも思いません。寿司とスシ(笑)!

超高温でパリッと仕上げるトマトとモッツァレラだけのナポリ風の薄焼きピザだけがピザではない、というのと同じかしら?日本で食べる、パンのような甘口の生地にテリヤキチキンやマヨネーズ、刻み海苔がトッピングされたようなものや、トマトソースの代わりにカレーソースが敷かれたシーフードピザも、本格派ではないけれどそれはそれで美味しいですよね。

アメリカに数日滞在するなら、「わざわざ外国でお寿司なんて」と思わずに、ぜひアメリカ料理のスシ(笑)も体験してみていただきたいです。

昨日の写真をさっそくプリントし、簡単なプロジェクトライフに仕上げました。


一生残る、マジカルな思い出、なんていうほど大げさなものではありませんが(苦笑)、色とサイズが合ったのでダイカットペーパーのラベルをオン。


割り箸の紙袋を、「プロジェクトライフに入れたらいいよ」と夫が持ち帰ってくれたので、ロゴを切り取ってスリーブの上に貼り付けました。


「O」がお相撲さんです(笑)。


そうそう、カードももらいました。


楽しい&美味しい結婚記念日でした。



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