Tuesday, February 18, 2020

インクのお話・クラフトのマイルール

今日はインクのお話です。

新しいものが出れば試したくなるし、イベントやクラフト会で試す機会があれば欲しくなっちゃうし、使って気に入れば色を増やしたくなり、「もうインクの浮気はしない」と心に誓って思い切ってコンプリート!

でもそれで大満足なのも束の間。新色が出たと聞けば6色〜12色単位で増やしてしまい、そのうちまたどこか別のブランドから新しいインクがリリースされて、試したくなり…で、振り出しに戻る(笑)。

ペーパークラフトを始めて以来、ずっとこのループから抜けられないなんていう方も少なくないのではないでしょうか。まさにインク沼!私もぬかるみにはまって身動き取れない時期が何度かありました。

私のインク遍歴は、思い出せる範囲でカラーボックス、アンナグリフィン、マーサスチュワート、シャドウインク(ヒーローアーツ)、イエローアウルワークショップ 、エイヴリーエル、アーカイバルインク、ディストレスインク(レンジャー)、ローンフォーン、ワッフルフラワークラフト…こんなもんじゃないね、もっとあったはずです(汗)。

途中、手帳にスタンプしても色抜けしないインクを探してツキネコのヴァーサマジックもたくさん買ったし、3色が層になっているヒーローアーツのオンブレインクにも夢中になったし、パステルカラーが可愛いユニコーンシリーズも全色揃えたし、最近ではディストレスオキサイドインクに魅せられて、買い物に行くたびに増えています。

引越しや断捨離を経てだいぶ減りましたが、それでも今現在、私のクラフトルームには、合計7ブランド、10シリーズのインクパッドが待機しています。

スタンプを使ったカード作りを長年楽しまれているペーパークラフターさんたちとのインク座談会に参加する機会があったとしたら、長所や短所を挙げながらその方にぴったりのインクを推薦できるけれど、もしも正真正銘の初心者さんにどれを買ったらいいですか?と尋ねられたら…

ものすごく極端な仮定ですが、もしも新潟の実家の近くのホームセンターの店頭でスタンプを使ったワークショップをやって欲しいなんて依頼があったら(笑)、私は何を持っていくかしら?

それだけの種類を持っていたらさぞ悩むんだろうなって思うでしょう?違うんです、200個近くのインクをざっと眺め、なんと3秒で決まりました。

この6色です!


タイドプール【CP】、ペールトマト【CP】、バターバー【CP】、グリーンヒルズ【CP】、オレンジソーダ【CP】、カップオージョー【CP】、いずれもシャドウインクです。

とにかく可愛い!!!


発色のよさだけでなく、色ムラや擦れがカバーされるところも初心者さん向きなので、今からスタンプを使ったクラフトを始めたいと言う方には断然シャドウインクをお勧めすると思います。

しょっちゅう使っているのにインクの注ぎ足しの必要もぜんぜん感じなくて、レインカーを持っているのもクリスマスでバンバン使うレッドロイヤルくらい。コスパの良さもミラクルです。

今日はタグを作ったんですが、今、私のクラフトテーブルの上にはミシンやソーイング用品が出ていて、ほんの少ししか使えるスペースがないんです。

なのでインクをこの6色と決めてそれ以外は出さず、しかもパッドの所定位置を決めてそこから動かさないようにして作業エリアを確保したら…

これが目から鱗の体験だったのです!

 
フタを立ててこんなふうにどれが何か分かるようにしておいたら、「黄色、どこ行った〜?」などと目をキョロキョロさせる必要がなくなって、作業が早いこと早いこと。

ペーパークラフトって、実際に切ったり貼ったりスタンプしたりと制作のために手を動かしている時間と、必要なものを探している時間、同じくらいではないですか(笑)?

たった今使ってたった今ここに置いたはずのハサミがないっ!で、積み重なっているペーパーやスタンプのシートを持ち上げて覗いたり、椅子をずらして足元を確認したり、間違って落ちていないかゴミ箱の底を漁ってみたり… 

クラフト作業中は探し物との戦いなので(笑)、その日使うものは多少時間がかかっても予め決めてセッティングする、またすぐに必要になると分かっていてもハサミやテープのり、トリマーなどは使用後すぐに元の位置に戻す、見通しを良くするためこまめにテーブルの上のごみ処理をする、などの自分なりのルールを作って守っていますが、今日またひとつ増えました。

多少手元から遠くなってインクをつけにくくても、パッドは所定位置を決めてそこから動かさない!

物欲との戦い、収納との戦い、探し物との戦い…我々クラフターはファイターですね(笑)。みなさんはどんなマイルールをお持ちでしょうか?

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