MB in SD: 日本で買ったもの：仔犬印本間製作所のステンレス製ティーポット/テイラードエクスプレッションズご予約受付中

昨日は日本で買ったお茶のことをチラリと書きましたが、今回の滞在中、ティーポットも入手しています。昨年の冬からずっとブックマークしていて、今年買おうと決めていたものでした。

食器類は引っ越しのたびに本当に必要なもの、ずっと愛用したいものだけを残して他は寄付したり処分したりしてきましたが、それでもティーポットは3つ持っています。

ベルナルドとアピルコのものは4〜5カップ用と大きめだし、注ぎ口が長くて洗うときに気を使うので、来客時やよほど優雅にティータイムを過ごしたい時にしか登場しません。

普段は3年前に図書館のギフトショップで購入した日本製のガラスのティーポットを使っています。年中冷たい飲み物を好む夫が熱いお茶を望むのは病気の時くらい（笑）だし、我が家を訪れる仲良しは揃ってコーヒー党なので、使うのはほぼ私ひとり。1杯とおかわりもう1杯出来れば十分なので、このサイズが最適なのです。

今回欲しかったのは、茶葉を蒸らすためのポットではなくて、おかわりを保温するためのポット。これまで通りガラスのティーポットでお茶を入れ、1杯はカップに、おかわりのもう1杯は今回迎えた4つめのティーポットに移してトレイに乗せてリビングへ、というシナリオです。

そんなわけで、1人用を選びました。仔犬印のステンレスティーポット。形にもサイズにも素材にも、心をガッシガシに掴まれました。

中華料理屋さんでジャスミンティーを頼むと、金属製のティーポットで出てきます。これが冷めにくいので、素材はステンレスと決めていました。ただ、どこを探しても軽くておもちゃみたいな、すぐに壊れそうな安物ばかり。

それなら日本製のものをとインターネットで検索していてたどり着いたのがこの仔犬印の本間製作所のもので、これが新潟県燕市の会社であることに気が付いたのはフォーリンラブして随分たってからのことでした。

新潟県燕市は、金物の街。2年前に魚沼市の西福寺を訪れた時は、帰りに寄ってもらって包丁を購入しています。今回のティーポットはオンラインショップで購入しました。

実物を初めて見たのは届いた時でしたが、ほどよい重みと職人さんの手仕事による丁寧な作りに大変満足いたしました。

保温性もバッチリだし、なによりこのレトロな姿にウキウキです！

実は今年の日本滞在中に買ったキッチン用品5点のうち、このティーポットを含めて4点が新潟県内で作られたものだったんです。けっして地元のものを買おうと意図的に選んだわけではなく、どれも偶然でした。運命（笑）？

東京、大阪とワークショップを開催して多くのブログ読者さんと直接お話する機会を持ち、改めて「食べ物のことやサンディエゴのこと、日々の暮らしのことなどなど、クラフト以外のこともまた発信していきたいな」と感じました。エキサイト時代のようなブログ記事だったでしょ？

愛する新潟のキッチン用品のこと、大好きなお茶のこと、京都や奈良で触れたもの、みなさまからいただいた日本各地のお土産のこと…また書きたいと思います！

さて、お知らせです。昨日からテイラードエクスプレッションズのスタンプ、ダイ、エンボシングフォルダーのご予約を承っております。