老眼の夫はハズキルーペ（日本で買った拡大鏡）をかけ、日本語が読めないので「これはなんと言っている？」と私に説明を求めながら、こちらの5作品を選びました。
yoshiko_ovさんの、白のエンボスパウダーとインクブレンディングツールを使用した作品。
自分のお気に入りツールの登場にうれしくなった様子です。 外側から内側へグラデーションがとてもお上手ですね。
こちらはberlin_16_さん。「ベリーの部分は何で出来ている？」と興味津々でした。
グロッシーアクセントだそうです。ぷくっとツヤツヤ、キレイですね！
こちらはkana8404さんの作品。マーカーの代わりにチョークを使用。これまた夫のお気に入りアイテムです。
ピグメントの白インク＋チョーク、とてもいい組み合わせですね。ふんわりイメージなので春のカードにもいいかも！
こちらはyoko_smile_さんのカード。キラキラしたマーカーで縁取られているところが新鮮です。
eikoharaさんがお使いになったざらざらテクスチャーのエンボシングパウダーにも参っていました！
本物の雪みたい！
続いては、私のカードキットチャレンジご応募作品の5点です。
chocochocochocorinさんの遊び心にやられました〜！
なるほどね、こんなふうにも動きを出せるのですね。「and bright」は、うっすらと背景にパターンとして入れられています。 ナイスアイデア！
ポップアップカードのアイデアをたくさんお持ちのscargo.shiroiさんは、切り込みを入れて「MERRY」が飛び出すデザインでご参加くださいました。
「MERRY」の窓から見えるチェック柄のパターンもキットに入れたものをお使いくださっていて、感激！
_kan_chanさんのカードには隅から隅まで見とれてしまいました。
「and bright」を背景に使うアイデア、リース＋鹿さんのダイの組み合わせ、そして鹿さんに蝶ネクタイ！ウッドのシートやジェムも含め、キットの材料をあますところなく使ってくださっています。ホントにすごい！
kumiko_hataさんは、傾けるという難しいデザインに挑戦してくださいました。
角度ばっちり！カットも美しく、えんとつから煙の出たお家のスタンプを加えることで、温かみも増しています。
駆け込みで（笑）ご参加くださったeikoharaさんは、大人気の光るカード！
ライトがつくだけでなく、なんと音楽もなるそうですよ（ビデオはこちら）。雪の結晶のドライエンボスも美しいカードです。
どなた様の作品も楽しく見せていただきました。ご応募くださった皆様、どうもありがとうございました。
ワークショップのご参加者様とキットの購入者様にカード作りを楽しんでいただくきっかけをご提供できること、そして作っていただくカードがご家族やご友人へメッセージを届ける媒体となることに、心から喜びを感じます。
たかがカード1枚が世界を変えるようなことはないと思いますが、受け取った人は差出人の名前を見てちょっぴり小躍り、封筒を開けてカードの表紙を見てにっこり、そして中の直筆のメッセージを読んでさらに笑顔になりますよね。
Eメールの普及で手紙やカードを書く機会が減り、贈り物もオンラインショップで購入して直送することが増えたため、手作りのタグやミニカードを添えることも以前ほど多くはなくなりました。
だからこそ、チャンスが来たらここぞとばかりに活かす（笑）！クリスマスは、お葬式でしか会わない遠い親戚にも、せっせとスタンプしてカードを作ってメッセージを書いて送る我が家です。
みなさんはどのようなカードを作り、どのような機会に、どのような関係の方に送られているのでしょうか。いずれの場合も、きっとどこかのどなたかを笑顔にしていることは間違いないでしょう。
フレーズのスタンプがちょっぴり曲がっちゃっても、マーカーが線からはみ出しちゃっても、インクのついた指でうっかり触ってはしっこにインクが擦れちゃっても、それはそれでいいのではないかと、最近になってすごく思います。
思い通りにできないと、ぐちゃぐちゃ、ポイ、としてしまいそうですが、「お元気ですか？寒くなって来ましたね。どうぞお体に気をつけて、楽しいクリスマスとお正月をお迎えください」と書き添えて切手を貼って送れば、もうひとり誰かを笑顔にできるかもしれません。
「そんな失敗作、送る気？失礼じゃないの？」と私に言われても、「失敗なんかしていない」、「そもそも頼まれて作っているんじゃない」（つまり、誰も来るなんて期待していないところに思いがけず舞い込んで来るのが手作りカード）と返され、そうだよな…と。
カードっていいですよね！ずっと楽しんでいきたい趣味のひとつです。 ワークショップ受講者様やキット購入者様にも、作る楽しみと送る喜びを味わっていただけていたら光栄です。
ワークショップやキット販売、また機会があるといいな。これからもどうぞよろしくお願いいたします！
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