ダイエットの邪魔ということで、ポップコーンは映画館でのお楽しみにとどめて家で作って食べるのはずっと避けていたのだけれど、やっぱり大好き!な夫。彼の場合、問題は一度に作る量なので、だったらごく小さなひとり分用のメーカーがあれば毎日食べても罪はないんじゃないかな?と思ったのです。こんなの買ってみました。
夫から私へは、何も買うなと言ってあります。高級チョコレートをもらうより、メキシカンベーカリーに連れて行ってもらって99セントのコンチャを食べたい(笑)!バラの花束を買って帰宅されるより、土曜日にファーマーズマーケットに行ってローカルの小さなアレンジメントを一緒に選びたい気分です。
バレンタインはたったの1日ですが、ピンク、赤、ハートいっぱいのテーマが1日だけなんてもったいない、ということで、2月の写真は自分で作ったバレンタインエディション(笑)にドキュメントすることにいたしました。
オペラを観に行った先週金曜日の写真をさっそく6x8インチスリーブにスクラップ。
ひどい写真ですが(汗)。背景にオペラ「リゴレット」の垂幕を入れてセルフィーを撮ろうとあれこれ角度を変えていると、とても親切な方が、「撮ってあげましょうか?」。
人から撮ってもらうとセルフィーでは無理な全身が写せたりして新鮮でよいのですが、ボケボケだったりブレブレだったりしても撮り直しに気が引けますよね(苦笑)。
オペラやミュージカルの日のシアターの前はレッドカーペットを敷いて記念撮影ができるようになっていたり、ローカルレストランが窯を持ってきてピザを出していたりととても賑やかで照明も強いので、写真は難しいのです。雰囲気だけは出ているかな?
着席して撮ったセルフィーも暗くて残念賞ですが、プログラムの表紙から切り取った「SD OPERA」とディストレスオキサイドインクで作ったムラムラなジャーナリングカードを合わせてみたら、まとまっていい感じに!
ジャーナルの書き出しからスペルを間違えちゃったので(笑)、隠す目的でサヴィのスタンプの風船【CP】を持ってきました。わざと反射させて撮ると分かりやすいかな?4x4インチのスクエアと2x8インチの細長いポケットをまたぐようにして入れています。
このレイアウト【CP】もなかなか使いやすいと思います。
プログラムの表紙のメインの部分は6x8インチにカットしてスリーブに。
見開くとこんな感じ。大満足!
「リゴレット」は、とても楽しみにしていたオペラでした。劇中でテノール歌手によって歌われる、あまりにも有名な「La Donna E Mobile(女心の歌)」。ドライブに行くときによく聴くルチアーノ・パヴァロッティの名曲集にも入っているし、夫は替え歌にして(イタリア語は分からないので・笑)熱唱したり。
この間のクルーズ旅行中も、最後の夜のメインステージではテノール歌手のショーで、「La Donna E Mobile」も聴くことができました。「来週の今頃はサンディエゴのシアターでオペラだね」なんて言って楽しみにしていたんです。
しかし当日、夫はムッとしているではないですか。この曲を歌う伯爵はとんでもないプレイボーイで、手当り次第に女の子にアタックするんです。純粋なリゴレットの娘を夢中にさせた後に別の女性を口説こうと歌うのが、この「La Donna E Mobile」。
「伯爵、あんまりだろう?」、「リスペクトが足りない」、「伯爵もあの曲も女性差別で、ガッカリだ」…と、帰り道、ずっとブツブツ言うのです。「ドーナツ買って帰ろうか?」と提案したら機嫌が戻りましたが(笑)。
翌朝起きてもまだショックを受けている夫は不憫でしたが、ここまでオペラに感情移入できるなんて、ちょっと羨ましくもなりました(笑)。
しかし1851年に書かれたものに「sexism(女性差別)」って。 たしかシェイクスピアを見ていた時もそんなことを言っていたような…アメリカでもようやく映画界や政治界におけるセクシャルハラスメントが本格的に問題視されてきたというくらい遅れているのに、そんな昔のイタリアの宮廷に我が夫はいったい何を求めているんでしょうか(笑)。
金曜日はオペラ、土曜日はベトナムの旧正月行事テト、そして日曜日はダンスのクラスへ。楽しい週末でした。
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