Tuesday, January 27, 2015

ブラウン家のバレンタインクラフトテーブル

まだ1月ですが、ブラウン家はすっかりバレンタインモードです!


お正月には鏡餅、節分には炒り大豆、ひな祭りには菱餅やひなあられ…とその時期になると日本のスーパーに出回る食品があるように、アメリカにもバレンタイン、イースター、ハロウィーン、クリスマスなどなど、他の季節には見ることのないお菓子があります。

けっしてすごく美味しいわけではなかったりするのだけれど、在米歴が長くなるにつれて「それを食べないと始まらない」という感覚が生まれ( 笑)、今ではすっかりなくてはならない存在に。

そんなアメリカの大衆文化に根付いたお菓子を、お気に入りのショップのチョコレート(これは本当に美味しい・笑)とともに小袋に詰め、カードやタグを添えて日本の友人やその子どもたちに送る、というのが我が家では習慣化しています。

自分たちが楽しいから、という自己満足が大きかったのですが、昨年の秋、久しぶりに会った地元新潟の友人夫婦が、「子どもたちが外国の空気に触れられるようでとても感謝している」と言ってくれたんです。

そんなことを言われたらこのおじさんとおばさん、ますます張り切っちゃうじゃない(笑)!

実は私にも彼らに共感できる思い出があります。子どもの頃に連れて行ってもらった母の友人宅で、ご主人の海外出張のお土産だというスイスのチョコレートをいただいたんです。

スイスがどこにあるかも知らない、まだ小学校にも上がっていなかった幼い私は、ただただ「外国のお土産」という響きときれいな包み紙に、漠然とロマンを感じていたのでありました(笑)。

今振り返ると、そういう小さなきっかけで芽生えた外国への憧れみたいなもの(小1の時にテレビで見たフロリダのディズニーワールドの特集番組、小4で電撃的出会いを果たしたビートルズ、同じく小4で魂を揺さぶられたロサンゼルスオリンピックなどなど)が後の英語学習への意欲につながったように感じられます。

たかが砂糖菓子、されど砂糖菓子(笑)。アメリカでは見慣れたこんなお菓子も、もしかしたら日本のちびっ子たちの想像力を刺激するのかもしれません。


バレンタインデーは長らく女性が男性に愛の告白をする日という位置付けで祝われてきた日本でも、最近は異性に限らず親しい人たち同士で交換しあう「友チョコ」なる新しい傾向が。

可愛いもの、美味しいものをステキ便に詰めて贈り合うのが大好きなわれわれCPガールズたちの出番です(笑)!

「バレンタインカードを作るのは楽しいけれど、実際のところ送る相手は家族しかいない」という声を毎年のように聞いていたので、それならフルサイズのカード3枚分のキットより、友チョコ便に添えるタグやミニミニカードがたくさん作れたほうが実用的なんじゃないかしら?とも思っていました。

そんなわけで、2015年バレンタインキットは今までにないコンセプトと内容で作ってみました。

バレンタインギフトタグキットです!

もちろんクラフトキットですから、メインのお楽しみはスタンプです。カードにもタグにも、そしてプロジェクトライフにもぴったりのフレーズがぎっしり詰まったスタンプセットを選びました。


私がもっともよく作るのは、丸いタグ。カラーカードストックをサークルパンチしたものに、ひと回り小さくカットしたスタンプ用ペーパーを重ねます。


裏側にも同様に白いペーパーを貼り付けて、そこに相手の名前を書いたりメッセージを書き込んだりすることもあります。

両面のタグに出来るし、もしもスタンプを失敗しちゃってもやり直しがきくから、やっぱり白いペーパーは2枚ずつあると安心ですよね。

ということで、カラーのサークル1枚に対してスタンプペーパーは2枚ずつ。つまり、赤3枚+白6枚。


赤3枚とピンク3枚だから、スタンプペーパーは合計12枚。さすがにこれなら無駄を出さずに消化できることでしょう(笑)!


ふたつ折りのミニミニカードは赤2枚とピンク2枚。こちらもそれぞれのカラーカードに対し、2枚ずつ白のスタンプペーパーを入れています。


罫線のスタンプを併用すれば、こんなカードも作れます。私がよくやるパターンです。


サークルはパッケージの飾りとしてのりやテープで貼り付けてもいいし、スクエアの方もそのままカードとして成り立ちます。

私はホールパンチで穴を開けて…


 コットントワインを通して使います。


ピンクのコットントワインもキットに同封いたしました。3ヤード(約2.75m)もあるので、ラッピングなどにもお使いいただけます。

クリアスタンプひとセット、赤、ピンク、黒の3色のインクパッド、そしてサークルとスクエアのごくごく小さなキャンバス。この中でどれだけクリエイティブになれるか!を夫と競い合いました(笑)。


夫がハサミを使ってハート型に切り始めたので、「それはズル!だったら私も!」と。私の場合はマーサのパンチ【CP】頼みですが(笑)。



一応見本らしいものはあった方がいいかな?とキットの材料で作れる枚数分をピックアップしてみましたが、今回のキットはぜひぜひ自由形で楽しんでいただきたいと思います!




同封したインストラクションでは、カード作りやアルバム作りにも応用できるデザインにバラエティを持たせるコツや私流のアイデアをご紹介しています。

さらに今回のキットにはオマケもついています。中身がほんのり透けるグラシンバッグ(大4枚、小4枚)と、私がいつもキャンディーを詰めるのに使っているクリアバッグ(2枚)です。


クリアバッグを絞るツイストタイも2本入れました。

袋がなくなったらまた買えばいい。キットで作ったタグやカードを実用的に楽しんでいただきたいので、もう原価だとかそういうケチなことは考えないで、えい!っと詰め込みました(笑)。

キットの詳細は次回の記事に続きます。参加型の楽しい企画も考えています!また見てね。

今日も応援よろしくお願いいたします。


1 comment:

  1. かっ…かわいいー!バレンタインキットも凄くかわいいですね!
    参加型企画も楽しみです。

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