今年はペーパートリマーを2つ買い足しました。
ひとつはキット製作用に購入した、どでかくてひとりでは持ち上がらないような業務用。まるで鉄の塊です。
もうひとつは、打って変わって6インチのミニミニサイズです。
アトランタ開催の夏のCHAへの出張が決まり、お隣の州ということでその後お休みをもらってアラバマの夫の実家に帰省もすることにしたのが7月のこと。
出張と帰省を合わせると合計7日間。膨大な写真を持ち帰って気が遠くなるのが目に見えていたので(笑)、プロジェクトライフのツールやサプライを一式持参して現地でアルバム作りをすることにしたのです。
運転好きで、「試乗」と称して最新の車に乗りたがる夫の提案で我が家は飛行機の距離でもロードトリップを選ぶことが多いのですが、さすがにカリフォルニア〜ジョージアはそうはいきません。
車ならトランクに詰められるだけ荷物を詰め込むことができますが、空の旅となるとスーツケースのサイズも重量も限られます。
そこで探したのが、キャノンのミニフォトプリンター、セルフィーで印刷した4x6インチの写真を3x4インチ、4x4インチ、そして2x2インチのポケットサイズにするためのトリマーです。
お急ぎ便料金を払って前日ギリギリに間に合わせ(普段はしません・笑!)、無事に旅のお供に。
ホテルにチェックインした1時間後には、即席プロジェクトライフステーションをセットアップすることができました!
おかげでその日に撮った写真はその日のうちにプリントしてポケットに入れることができ、帰宅してからは空欄になっていたジャーナルを書き足したりステッカーやラベルを貼り足したりするくらいで1冊完成させることができました。
そして次の活躍の場は、スタンプカーニバル!
私の左肘あたりにチラリ(
笑)。
ワークショップ用に準備したカードのサイズは数種類。それぞれのサイズの予備を持って行こうとすると荷物も増えるし混乱するので、4x6インチだけを用意してその都度必要サイズにカットすればいいと思ったのです。
そして、セルフィーを持参して実家でもプロジェクトライフ!
でも実を言うと、活躍しているのは旅先だけではないんです。
数十枚の束を一気にさっくりとカットできる業務用トリマーも、12インチのスクラップブッキング用のトリマーも持っているくせに、毎日使うのはこの6インチ!
ひとたび始めるとどうしてもモリモリに散らかってしまうプロジェクトライフ中の机の上に、このサイズなら邪魔にならないからです。
私は12インチの台紙をそのまんま使うことはないので、購入したらすべて4x6インチのカード状にカットしてコアキットと同じようにコレクションごとに束ねて収納します。
そして、必要な時に必要に応じてそれを半分の3x4インチにしたり、シンプルストーリーズやウィーアーメモリーキーパーのスリーブに入れるために2x2インチにしたりするのです。
そして、写真もセルフィーでプリントするから、4x6インチ以上になることはありません。
そのため、実際に写真を合わせながらプロジェクトライフのページを作るときは、6インチ以上のトリマーは必要がないというわけです。
6インチというのは、タテの寸法のことです。4x6インチのカードを半分にカットしようとしているところ。
厳密に言えば、私にはタテ4インチあれば十分ということです(そんなのないけど・笑)。
私のインスタグラム投稿でのチラリやスタンプカーニバルで使っているところを実際にご覧になり、「ぜひクロップパーティーで取り扱って欲しい!」というご要望を多数いただいていたようです。
お待たせいたしました、今週金曜日、発売です!
私も個人的に何人もの方からこのトリマーについてのご質問を受けました。
実際のユーザーとして、そしてプロジェクトライファーとして、長所と短所を包み隠さずお話ししておこうと思います。
<長所>
とにかく小さく、持ち運びに便利。目盛りが付いているのでサイズの想像は容易かと思いますが、本体サイズは一番長い右の端で8インチ、レバーを下げた状態で幅5.5インチ。
台の高さは1インチ弱。少し高くなっている右上の部分(レバーの軸の部分)でも1.375インチです。
そして軽量。今、キッチンで量ってきましたが(笑)、180グラムしかありませんでした。
あと、これは短所でもあるのですが、刃は普通のハサミのような仕様と切れ味です。
「小さい子どもがいるからスパッと切れるギロチンタイプは怖くて置けない」という声をよく聞きますが、これならよっぽどマーサのミニばさみの方が危ないわ、というくらいの切れ具合。
なので、ギロチントリマーの切れ味に恐れ慄いていらっしゃるママ世代の方には、「長所」ではないかと思います(笑)。
プロジェクトライフのカードや写真をカットする分には、問題のない切れ味ではあります。
<短所>
切れ味です(笑)。何枚も重ねてざっくり、というわけにはいきません。パターンペーパーなら4枚が限界かな?
慣れてしまえば失敗もしませんが、しっかりと抑えないとずれます。ずれるのはカッター式でもロータリー式でもあることですが、ギロチン式、とくに小型のものは顕著だと感じます。
お気に入りの大切な1枚もののペーパーやせっかくプリントした写真をカットする前に、いらない紙切れで何度か試してクセを知るといいと思います。
刃に沿って土台についている透明のプラスチックのストッパーが外れないため、タテ6インチ以上のペーパーはセットできません。
ペーパーは左側からスライドさせて入れるような形になります。
長所、短所、総合してみても、私は買ってよかったと思っています。本当に常に机の上に置いて、毎日使っています。
12インチのペーパーをカットするにはやはりこれより大きいサイズのものが必要です。
クロップパーティーではスコアリング用の溝も付いているマーサスチュワートのカッター式のトリマー【CP】を取り扱っています。
トリマーに関するお問い合わせやご質問が増えているので、来月のCHAでは12インチ対応の良いものに出会えるように念頭に置いて各ブースを回ろうと思っています。
ミニサイズなら断然フィスカースです!
今日も応援よろしくお願いいたします。
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