Thursday, May 22, 2014

クリングスタンプとは?/エヴァリシャス、ペーパートレイインク、エイヴリーエル、MME等入荷のお知らせ

4月を迎えるにあたって新しいブランドを取り入れたい、とクロップパーティーふーこ店長に言われ、好きなもの、気になるもの、話題になっているものなどなどを書き出した時に、イエローアウルワークショップとともにリストのトップに上がっていたのが今夜9時に販売が始まるエヴァリシャス。

イエローアウルワークショップはウッドマウントのラバースタンプのみのブランドである点や手彫りしたような素朴な作風など、クロップパーティーで人気のヒーローアーツやエイヴリーエルなどとはかなり異なるブランドであるにもかかわらず、おかげさまで大ヒット!

夫が「カワイジャナイ」(かわいくない)という、にっこり微笑んだローンフォーンやママエレファントのどうぶつさんたちとは確かに違うねこさんのあのコワかわいさ、ビミョーかわいさを、CPガールズたちはきっと分かってくれる!と信じていました(笑)。

今も手元の手帳にその時に書き出した14社のリストがありますが、つくづく思うのが、私はラバースタンプ好きだということです。

今日販売のエヴァリシャスは、クリアスタンプでもウッドスタンプでもなく、クリングスタンプ(cling stamp)というものです。

去年の10月、スタンプカーニバルと実家での休暇を終えてアメリカに戻る前日、都内の友人宅にひと晩泊めてもらいました。

スタンプを使ったクラフトが好きな子どもたちがいるので、スーツケースに入っていたワークショップの葉っぱのスタンプで一緒に遊ぶことにしました。

葉っぱのスタンプをアクリルブロックに貼り付けて子どもたちに渡す私を見て、友人曰く、「え?それってそうやって使うんだ!そのまま使ってて、柔らかくて押しにくいなーって思ってた!」。

ちいさなクリングスタンプを送ったのは、2012年の話でした(手作りタグキット) 。そんなに長いこと不便をしていたとは...衝撃でした(笑)。

そんなこともありますので、必要ないかな、とは思いましたが、エヴァリシャスのスタンプの発売に伴い、再びクローズアップすることにいたしました。

クリングスタンプとは、スタンプの印面がウッドスタンプと同じようにラバー(ゴム)で出来たスタンプです。



ご覧の通り、持ち手がついていません。しかし、ゴム面だけのペラペラのアンマウントスタンプと違い、グレーのクッションと層になっているのがお分かりいただけるかと思います。

そして裏側はクリング面になっています。


粘着性があるわけではありませんが、アクリルブロックにぴたっとくっつきます。




アンマウントスタンプと違ってブロックとの間に接着するものを挟む必要がないので、手軽さはクリアスタンプと一緒です。

そしてアンマウントスタンプともクリアスタンプとも違いクッションの層があるため、 押し心地はウッドマウントのラバースタンプとまったく同じです。

私は本当はエヴァリシャスのスタンプにもすべてに木の持ち手をつけたいなと思うくらいウッドマウントのスタンプのファンなのですが、クリングにはクリングの利点もあります。

ひとつは収納。当たり前だけれど、木のブロックはかさばります。深い箱にゴソッと入れたのでは使いたいものも探せないので、浅いトレイに入れて重ねて保管していますが、これがかなりのスペースを陣取っています(それでも止められないけれど!)。

クリングスタンプは持ち手がない分、 収納の場所を取りません。エヴァリシャスの大半のスタンプは袋入りですが、コレクションはCDケースに入っています。中身も見えるし、立てたり重ねたりも出来るので、CDケースはよい収納法のひとつではないかと思います。

そして価格。ウッドスタンプは高いです。ゴムも木もクッション材も、クリアスタンプの素材であるシリコンやフォトポリマーよりも高いから当然です。

クリングスタンプの場合は持ち手のウッドブロックが必要ないのとマウントの手間が省ける分、価格は低くなります。

大きさにもよりけりですが、ウッドマウント1個でクリングスタンプ3〜5個分くらいの感じです。面積で言うとこれくらい?あくまでも私の感覚ではありますが。


クリアスタンプほどインクの性質を選ばない、細い線や細かい点の描写が美しい、クッションのおかげであまり神経質にならなくても均等に圧力がかかって失敗率が低い、インクが沈着しにくい(しても目立たない)などなど、ゴム製のスタンプには様々な長所があります。

しかしクリアスタンプには適わない点もあります。それは、透明でないところです。

エヴァリシャスのスタンプは、ひとつひとつ、手でギリギリカットがされています。とても丁寧にハサミを入れられているのが わかり、ぬくもりを感じるほどです。

昨日のこれ。先にやじるしを押してその中に曜日を入れましたが、ただの一度もズレることも傾くこともなく、それぞれ希望のところに収まりました。



つまり透明ではないけれど、ほとんどクリアスタンプのように扱えるということです。

私は手元にあるスタンプすべてを押しましたが、余計なところにインクがついてまわりを汚すようなものはひとつもありませんでした。

手作業なのでもしかしたら中にはあるかもしれませんが、そういうときは恐れず切っちゃっても大丈夫です。私はラバースタンプもクリングスタンプも、邪魔なところはジョキジョキ切ります。チョキチョキ部員であり、ジョキジョキ部員です(笑)。

それではセットごとにデザインをもう一度見て行きましょう。

カメラやバナー、書き込めるラベルもうれしいMy Favorite Stamp Set【CP】。


 写真にラベルの端を潜り込ませて貼りました。


3インチ幅のプロジェクトカードライフにとてもいいサイズのフレーズ4つセット、Smile Journal Prompts Stamp Set【CP】。

あなたと私。



THIS MAKES ME SMILE(私を笑顔にするもの)。



右のタイプライターは、Typewriter Love【CP】。


タイプライターは、こちらのデラックスなコレクションに別のデザインのものが含まれています。バラで買うと2万円以上になるものがセットになったEvalicious Entire Collection【CP】。


タイプライター。



 この6角形の日付ラベルもコレクションに入っています。



バナーはこれです。Solid Banners Stamp Set【CP】。


会話を記録したときのミニタイトルに使いたい、Conversations Stamp Set【CP】。


 大好きな形のバナー、The Good Life Stamp Set【CP】。


やじるしが文字で囲まれた丸いスタンプとバナーを使っています。


やじるしスタンプの文字はぐるりと360°入っているので、向きが自在なところもいいですね。

曜日のスタンプ、Day of the Week Stamp Set【CP】。


このページは土曜日の出来事でしたので、「SATURDAY」を使いました。


最初に出てきたこのカラフルな曜日入りやじるしは...



エイヴリーエルのテクスチャータイルというミニバックグラウンドスタンプを重ねて押しています。こちらはBe Cool【CP】。


2枚入りの方は、Be Cute【CP】。



チェックマークを入れて時間帯やその日のお天気を示すラベルが楽しい!Love Today Stamp Set【CP】。

  
朝食の写真には、「in the morning」。


 「Cloudy」、サンディエゴには珍しく曇りの日でした。

こちらも3インチ幅のジャーナリングカードのために作られたような、Thoughts Journal Prompts Stamp Set【CP】。


 選べなくて上下ともに使ったわ(笑)。


写真にはパフィーステッカー。プロジェクトライフにはうれしいジオタグがいっぱい!


 ふきだしはこちら。


カメラや乗り物など、パフィーステッカーは他にもいろいろセレクトしています!

これも3インチ幅にちょうどいいスタンプが4つ。「DAY_」(◯日め)のやじるしスタンプを旅行やイベントのアルバムページに使うのが楽しみ【CP】。




「i eathTHIS」をお夕食の写真に。


右はジオタグのパフィーステッカー。行った地名やレストラン名などを入れるときのアクセントに。

エヴァリシャス初登場の他、今日はペーパートレイインクも再入荷。ラベルのセットも入りました【CP】。


エイヴリーエルも、テクスチャータイルだけでなく、いろいろ追加されています。

スクラップブッキングをされる方々からのリクエストが多かったマイ・マインズ・アイ(通称MME)も取り入れています。

ケリーパーキーと一緒にデザインしたゴールデンウィークスタンプのご予約も受け付け中です【CP】!

カラフルなインクで試し押しをされたり、黒インクでキリットかっこいいフレアを作られたり、さっそくアルバムページに収められていたり...インスタグラムの「#クロップパーティー」でわくわくの画像を楽しませていただいています!

最近携帯をiPhoneに変えてインスタグラムがおもしろくなってきたらしい(笑)ふーこ店長と、「見た見た?」と学生のように(ん?ちとムリがあるか?)盛り上がっております。

正直を言いますと、大量生産がなされているケリーの他のスタンプと価格(1,800円)を合わせるのには無理がありました。

今回の生産は他のケリースタンプの製造販売元である大手サイモンセッズスタンプとは無関係で、クロップパーティー出資でケリーと私がデザインをし、ケリーが個人的に契約を結んでいる工場で作ってもらっています。

ケリーへ支払うデザイン費などの追加費用がかかる上、ロットが小さいために単価も上がり、ゴールデンウィークの終わった週には発売したかったので、確実に間に合うようにするため送料もかかりました。

価格設定にはふーこ店長としばらく悩みました。送料や関税、スタッフの人件費などを考え、私は今回の報酬は辞退しました。夢が叶っただけでうれしかった、というのもありますが、私へのデザイン費まで上乗せされては価格が抑えられないからです。

他店では買えないので、多少お値段を高く設定してもみなさん買ってくださったかもしれません。でもしなくて本当に良かったと思っています。

「こんなの欲しかった!」とみなさんに喜んでいただけ、楽しいクラフトのお手伝いが出来ること、プロジェクトライフへのきっかけを作らせていただけることを、心から光栄に思っています!

今日もみなさまのご来店をクロップパーティースタッフ一同、お待ちしております!

輸入スタンプとスクラップブッキング用品の専門店
クロップパーティー

5月23日販売アイテム一覧

どうぞよろしくお願いいたします。



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