Wednesday, September 3, 2014

リトルビーのダイの特徴とダイカットマシン用のポジショナーのご紹介

明日夜9時クロップパーティーより発売されるリトルビーのダイについて、ご質問もありましたので詳しくお話ししたいと思います。

まず最初に、リトルビーとエイヴリーエルのギフトカードホルダーのダイの違いについて。

リトルビーのギフトカードホルダーのテンプレートダイは、こんな形をしています。



対してエイヴリーエルは、こんな形。


リトルビーのダイを使えば1回のカットで本体が作れますが、エイヴリーエルのものは2枚カットして貼り合わせる必要があります。


付属品も違います。

リトルビーのテンプレートダイには、エンボスプレートが付いてきます。


「ありがとう」、「おめでとう」などなど、ギフトカードホルダーにメッセージを入れることが出来ます。


エイヴリーエルには、指を入れてカードを引き出す部分をカットするサムプルのダイが付いてきます。


つまり、カットした本体にさらにカットを入れる手間があるわけですが、その分選べると言う利点もあります。


いろんなデザインが楽しめます。


 一方リトルビーのサムプルは、半円のみ。




ですが、本体をダイカットした時にすでに入っているので簡単ですし、ずれて失敗、なんていうこともありません。

CHAではクリスマス仕様のサンプルを見ました。


今思えばアドベントカレンダーの一部でした。全体図を撮るんだった(汗)。

アクセントのプレゼント。これはリトルビーの看板商品の立体ステッカーです。


素材もいろいろ、とても丁寧に出来ています。

もうひとついただいたご質問は、ダイの収納ケースのサイズでした。

タテ8インチ、ヨコ6インチです。


いくつかリトルビーのダイの特徴について、お話ししたいと思います。

冊子型のマグネット式収納ケースに入っている、というのも目を引くところですが、私にとってのボーナス点は他にもあります。

すでにダイの購入や使用に慣れていらっしゃる方ならきっと届いてすぐに気づかれることでしょう。

ほとんどのダイは購入時、ピースがつながって1枚の状態になっています。



これを折り曲げて離して使うわけですが、つながった部分が突起になってしまいます。


何度か手に引っ掻き傷を作ってしまい、なるべくペンチなどで切るようにはしていますが、アルファベットなどは数が多いので途方もない作業。

リトルビーのダイは、初めから離れており、切り口もスムーズなのです。


もうひとつ、人気のスタンプブランドで扱われているコーディネーティングダイなどとの違いは、プレート状ではなく枠状になっていること。

ママエレファントのダイをマシンに入れると、このような状態でカットされて出てきます。


ペーパーが薄い場合など、しっかり埋め込まれて簡単には取り出せない場合があります。

裏に穴がありますので...


先の尖ったもの(クイックスティックや目打ちなど)でつついて押し出します。


 一部はずして指が入れば、はがすように取り出すことが出来ます。


アルファベットなどはこれが当たり前と思っていたのですが、リトルビーは違います。

枠状なので、ペーパーが挟み込まれることはありません。稀にあっても指で簡単にはずせます。


便利なんですが、カードやアルバムのタイトルを綴るにはちょっと大きいんです。なので、ママエレファントやヒーローアーツのアルファベットダイの代わりにはなりません。

 左から、ママエレファント、ヒーローアーツ、リトルビー。


モノグラム入りのカードなどに最適なサイズです。

CHAではフェルトをカットしたモノグラム入りのクリスマスギフトタグのサンプルがありました。



タグもリトルビーのダイです。


一回のダイカットでタグ穴も出来るところが便利です。サイズやデザインもいろいろ。

これは外せないな、と思ったのが、ブロックアウト。


もともとカットしたアルファベットより残った抜け殻の方の雰囲気に萌えていたので(笑)、これはまさに私向き。

帯状のペーパーにメッセージを入れてラベルのように使ってもいいですが...


カード本体に直接カットを入れてもおしゃれでかっこいい!

表がクラフトカラー、裏がホワイトのペーパーを使いました。



分厚くって、試作なんかにはちょっともったいないくらい立派なペーパーです。

厚手のカードストック、ではなく、薄手のチップボード。


裏表クラフト、裏表ホワイト、クラフトxホワイトがそれぞれ8枚ずつ入ったペーパーパッドです。

6x12インチと変わった寸法になっているのは、ダイカットマシンのプレートに挟んで使うことを想定しているからだそうです。

4.25x5.5インチの標準的なカードなら、ペーパー1枚でカード本体1枚分です。

ブラックxホワイトバージョンもあります。



ブロックアウトの「HAPPY BIRTHDAY」は、パーフェクトポジショナーというダイカットマシン専用のガイドシートを使って位置を定めています。

薄い透明のシートにグリッドと目盛りが入っています。




保護フィルム2枚に挟まれています。


下側のフィルムを剥がしてプラットフォームに貼り付け...



使う時に上側のフィルムを剥がすといいとお聞きしました。


このガイドシートには主に2つの役割があります。

ひとつは、ダイとペーパーをセットしてマシンに入れるまでの間、ずれないように固定されること。

裏も表もペタペタしているので、シートもプラットフォームに貼り付き、上に乗せたダイやペーパーも滑らないのです。

ペタペタ、と言ってもクリアスタンプのような吸着ではなく、ふせんのノリ部分や粘着性のごく弱いマスキングテープのような感じです。

あくまでも、マシンにかけるまでの「仮どめ」みたいなもので、ちょっとくらい角度がついても滑って落ちない、という程度の粘着力です。

もうひとつの役目は、商品名の通り、ポジショナー。

太いラインで一般的なカードのサイズがしるされています。


たとえばヒーローアーツの2つ折りカードは、「A2 - 5 1/2 x 4 1/4」の枠に収まります。


それが分かれば、マスキングテープでカードにダイを直接貼り付けたりしなくても希望の位置にカットが入れられます。

ダイを置いて...


枠に合わせて被せればOK。


ローンフォーンの水玉カードのシリーズは、「4 Bar 4 7/8 x 3 1/2」。


表紙に丸やハート形、星形などの窓を作って別紙を覗かせるようなカードを作る時にも便利です。

プロジェクトライフのポケットのサイズのガイド線はありませんが、4x6インチ、3x4インチと単純な寸法なので、自分で決めてポジショニングできます。

こんな感じのダイカットの入ったシンプルなカード、いっぱい欲しいですよね!


ブロックアウトのダイで何種類も作れます。

ダイカットマシン本体もまもなく入荷予定。この秋冬はダイカット祭りになりそうな予感です。

リトルビーの商品はまだ紹介し切れていません。明日の夜9時までにもっと数多くのニューアイテムをお見せしたいと思います!

今日も応援どうぞよろしくお願いいたします。

 


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