Wednesday, August 27, 2014

熱を加えても歪まない!耐熱アセテートシートでクリスマスカード計画

昨日更新されたクロップパーティーのスタッフブログをご覧になられましたでしょうか?

ローンフォーンの秋冬の新作の画像がいっぱいです!

リリースと同時に作ったものをアップできるよう、先週あたりに私の手元にも届くように手配していたつもりが、手違いでこれからの発送に...ショック!

けっして「我先に!」というタイプではなく、こんな仕事をしながらも「今ここでこれ使うか!」と自分でも突っ込みを入れたくなるようなマイペースっぷりをキープしているのですが、ちょっと今回のローンフォーンは誰よりも先に欲しかったです(笑)。

スタンプもダイも充実です。明日の発売をお楽しみに!

さて、今日は昨日、一昨日の仕掛けカードのテンプレートに続き、ホットオフザプレスのアイテムをご紹介いたします。

去年の秋に参加したヒーローアーツの本社でのワークショップで初めて使った、アセテートカード。


覚えておいででしょうか?作り方はこちらです。

透明のシートを重ねるというのがなんだかちょっと贅沢な感じで、シングルレイヤーのカードばかり作っていた私にはかなり新鮮なアイテムでした。

このカードをブログでご紹介してクロップパーティーでもアセテートカードの取り扱いを始めて以来、クリエイティブなお客さまたちからこれを使った素晴らしいカードの数々を見せていただきました。

カードとは紙でできたもの、という常識の枠の外でのクラフトに、想像力が刺激されるのだと思います。

メーカーでも品切れが続き、なかなか再入荷が叶わなかったところ、CHAのホットオフザプレスのブースでこれまたすごいものに出会ってしまいました。

ヒートレジスタントアセテートというものです。


ヒートレジスタント、耐熱のアセテートシートです。つまり、熱を加えても溶けたり歪んだりしないのです。

ブースで撮った実物の写真がブレブレだったので商品のパッケージの画像ですが、熱を加えてもOK、ということは、ヒートエンボスが可能ということです!


これを見た瞬間、「今年のクリスマスの本命カードはこれに決まりだ!」と思いました(笑)。


これが念頭にあったので、このあいだのセールの時にこの雪の結晶のスタンプセット【CP】を見てうずうずしていたのです(今見たら、なぜかまだセール価格になっています!)。

アセテートシートにヒートエンボスしてパターンペーパーやスタンプでデザインしたカードと重ねるには、ラインの細いスノーフレークの方が合うと思ったんです。

何年も使っているマーサのウッドのスノーフレークも繊細なデザインなのでいいかな、と思ったのですが、今、ちょっと訳あって手の届かないところにあるので、クリングスタンプ【CP】の方でやってみました。


 はぁ〜!これだけでも大満足(笑)!


やっぱりもっと線の細いものがいいけれど、これはこれでよし。透明のカードに真っ白なスノーフレーク。美しい!

本当にヒートツールを当てても歪まないのか、静電気でパウダーがひっついて大変なことになるんじゃないか、正直を言うと実際に自分でやってみるまでは半信半疑でした。

静電気問題は、除去剤【CP】で解消。こするというより、トントンとたたいてもれてくる中身の粉を置く感じにするといいみたいです。

それでもインクを付けたところ以外にもびっしり引っ付いてしまいましたが、裏から指でピンピンっとはじいたり、ふーっと強く息を吹きかけたらきれいになりました。

調べてみたら、最初に水をかけ、ペーパータオルなどで水分を拭き取ってから使うという手もあるようです。この場合は静電気を新たに起こさないよう、こすらずに軽く押さえて吸い取った方がよさそうですね。

そして歪み問題。これは一切ナシ!ペーパーでヒートエンボスしたとき以上の真っ平ら具合に感動しました。

本当は今日カメラをセットしてもう一度作り直し、ステップバイステップのプロセス写真を載せるつもりでいたのですが、急用が出来たので時間がなくなってしまいました。

しかも今日は予想最高気温を上回る99°F(37℃)...もう少し涼しくなるまで勘弁してください(苦笑)。

とりあえず試作したこれにクリスマス柄のペーパーを挟んでみました。


ペーパーもかわいいでしょう?こちらは来月リリースの新ブランドのものです。

シークインなんかを散らしても良さそうですよね。


私はあまり得意ではないのですが、何層にも重ねてデザインするセンスをお持ちの方にはこのサンプル画像も刺激になるのではないでしょうか?


これもブースで実物を見せていただきましたが、バタフライはアセテートシートにヒートエンボスした後にダイカットされているのです。

アメリカンクラフトなどから出ているコレクションに含まれている透明のアセテートダイカットは写真に重ねても圧迫感がなく、非常に使いやすいですが、これがあれば自作できるというわけです。

スタンプとコーディネートされたダイを数えるほどしか持っていない私も透明のバタフライのエンベリッシュメントをどうしても作ってみたかったので、マーサのスタンプ【CP】でヒートエンボスしてハサミで切り取っちゃいました!


アセテートシート、面白いほどすいすいとキレイにカットできる!調子に乗りました(笑)。


ゴールドとシルバーのパウダーでヒートエンボスして輪郭に沿って切り取っています。

これを作っていてハッと気づいたのが、私はヒートエンボスは白、黒、金、銀ばっかりだということ。キレイ色のパウダーは数色しか持っていません。

一方ふーこ店長は、「持っていない色を見ると買わずにはいられない」というエンボシングパウダー好き。なので、独断と偏見の仕入れで(笑)クロップパーティーにはすごい数の色と種類のパウダーが揃っているんです。 

もしかしたら日本一の品揃えかも(笑)?というくらい。グリッター入りとかメタリックとか、カラフルですごい数。

ショップ内検索でなんと82件ヒット!いくらなんでも仕入れ過ぎじゃないの(笑)?でも試してみたい色がたくさんありました。アセテートデビューをきっかけにキレイ色も使ってみたいです。

明日発売のこのアセテートは、ヒーローアーツのアセテートカードよりもうんと薄いシートです。

ヒーローアーツのものが4.25x5.5インチのふたつ折りカードの5枚入りであるのに対し、こちらは8.5x11インチの1枚もののシート状。5枚入りです。

1枚から4.25x5.5インチのふたつ折りカードが2枚取れますので、合計10枚のカードを作ることが出来ます。

ブースで見たカードはすべて表紙にのみアセテートが使われていました。その場合は倍の枚数が取れるので、ひと袋で20枚のカードが作れることになります。

カードをたくさん作る必要のあるクリスマスにはうれしい枚数ですね(笑)。

薄く、透明度もヒーローアーツのアセテートカードより高いです。シンプルストーリーズのフォトオーバーレイ【CP】のような感じです。

ん?それじゃフォトオーバーレイも好きなスタンプで自作出来ちゃうんじゃない?


メッチャメチャ暑いけど、いますぐ作りたくなって来た(笑)!

私、今日はちょっとテンションが高いですね。「!」だらけ(笑)。暑さで頭もやられてるかも。

ホットオフザプレスの仕掛けカードのテンプレート各種と今日ご紹介したアセテートシートは明日の夜9時発売です。

人気爆発中のスタジオL2Eのスタンプと先週発売されて大好評だったWプラス9のスタンプとダイは、ただいまご予約を受け付け中です【CP】。

明日も販売アイテムについて、いろいろ書こうと思っています。ぜひまた見にいらしてください。

昨日は78人もの方がランキングの投票をしてくださいました。ありがとうございました。

今日も応援よろしくお願いいたします!

No comments:

Post a Comment