私にはかなり珍しく、立体の飾りが付いたバースデーカードです。
プレゼントの小包みに同封する場合は別として、カードだけを送る場合、私はなるべく厚みが1/4インチ以下になるようにしています。
普通料金以内で送れるというのも理由ですが、部分的にでこぼこしているとその高低差のあるところから封筒が破けてしまうことがあるからです。
ある年のクリスマス、何十枚ものカードの中にプラスチックの松ぼっくりの立体シールを貼ったものが5、6枚入っていました。
まとめて郵便局に持っていくと、「あれ、これは何か入っていますね、追加料金です」と言って、プラスチックの部分をグリグリと押して確認されたのです。
「あと何枚かあります」と伝えると、郵便局さん、片っ端からグリグリ、グリグリ。
ポップドッツでふわっとすこしだけ封筒が膨らんでいるものなどもあったので、それらと硬いプラスチックの入ったものを区別するためです。
これから長旅をして相手のところに届くのに、これじゃあ封筒に穴が空く〜、と心配に思いながら見ていました。
その数週間後。引っ越しのお知らせをもらっていたのに旧住所に出してしまって私のところに戻ってきたカード。その姿がひどかったのです!
松ぼっくりのところに穴が空いて、そこから封筒が裂けて、「よくぞ戻って来た!」と労いたくなるような無惨な姿でした。
果たして他の松ぼっくりたちは無事に届いたのだろうか。ぼろぼろの姿で届くのも悲しいけれど、どこかで封筒から飛び出してなくなってしまっている可能性も...
そんなわけで、それ以降立体の飾りをつけたカードはそれだけでは送らないようになりました。
必然的に、立体のかざぐるまやリボンが作れるパンチやダイにも興味が湧かなかったんです。
しかし、ワッフルフラワークラフトのリボンのダイは商品名に目が止まりました。
郵便で送ることが出来る、という意味の、「mailable」という言葉が入っているのです。
できあがりのリボンも理想の形に限りなく近いものだったので、珍しく立体もののテンプレートダイを買ってみました。
両端を折らずにふんわりと立体もまま使っても、しっかりと折り目を付けてフラットにして使ってもかわいいリボンです。
いずれにしてもこの隙き間からチラリする内側の柄がいいので、両面プリントのペーパーが向いていると思います。
結び目のところにはスリットが入っていて、差し込んで止めるようになっています。
小さくてなかなかめんどくさいので、カードに貼りつけるならのりで接着しちゃっても一緒だと思います(笑)。
でもこのマンガの付録やガムのオマケを思い出すような工作っぽいのがまた立体テンプレートの楽しみだったりもするんですよね(笑)。
こういうのはついつい調子に乗ってたくさん作ってしまいます。
カードに使ったスタンプも同じくワッフルフラワークラフトです。
このステッチのリボンもテンプレートダイにマッチするそうです。
スタンプは4x4インチのミニアルバムにも使いました。
ソリッドのリボンは、カードキットのインディアンサマーの配色に合わせてシャドウインクのパンプキンパイでスタンプ。
ステッチの方は、カードの柄のある部分にスタンプして切り取っています。
フレーズも子犬アルバムにぴったりでした。
ワッフルフラワークラフトのもうひとつのダイもあちこちに使いました。
タイニーハートという、とても小さなダイです。
ハートの窓のあいたサークルをドットに重ねて貼っています。
ハートはふきだしのまわりに散らしています。
このページにも使っています。
色の違うペーパーでカットしたハートを埋め込んでいます。
ワッフルフラワークラフトは先月できたばかりの新しいブランドなのでまだ種類はとても少ないのですが、カード作りがしやすいデザインのスタンプばかりです。
ワッフルフラワークラフトのデザイナーのニナは、これまでエイヴリーエルにデザイン提供をしていました。
あとで本人から聞いて知ったのですが、タグ【CP】やラベル【CP】のスタンプ、カードホルダーのテンプレートダイ【CP】など、私がセレクトするものには彼女のデザインが多かったんです。
1月のCHAのローンフォーンのブースでカードを作っていたときに、たまたま隣に座っていたのがニナでした。
私は時々ブログを見ていたのですぐにニナだと分かりましたが、彼女も私をインスタグラムでフォローしてくれているので、「もしかして?」と気づいてくれたんです。
「ご主人がニューイヤーカードに使っていたあの馬と小屋のスタンプ!あれ、どこの?聞きたいと思っていたのよ!」が彼女からの最初の質問でした(笑)。
スタンプはイエローアウルのファームセットのことでした。
初回リリースのうち、私が特に気に入ったのがリボンのスタンプとこれ。
父の日フレーズも入っています。
父親がネクタイ世代ならスタンプにも市販のカードにも選択肢はいろいろあるけれど、退職していると毎年のデザインに困ってしまうんですよね。
私の父は何でも自分で作り、何でも自分で直してしまうDYI男。まさに、「Mr. Fix-it-all」なのです。
なのでこのスタンプが父の日カードにぴったりだと思って買っておいたんですが...
我が家の誰かさんが同じことを考えていて、先を越されてしまいました!
私もこんなふうに黒のインクでシルエットのようなデザインにしようと思っていたので、悔しくてなりません(笑)。
私も負けないでもっといいの作る(笑)!
他のデザインのスタンプやダイとともに、今週金曜日の発売予定です。どうぞお楽しみに。
今日も応援よろしくお願いいたします。
非常に良い作品は、私はあなたの仕事の結果に非常に満足しています。
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