Sunday, April 27, 2014

マスキングテクニックとインサートの付け方のおさらい(キットの作り方の補足説明)

カードキットが続々とお手元に届いているようですね!たくさんのメッセージやインスタグラムへの投稿をありがとうございました。大変うれしく拝見しております!

私のキットはとっくに用意できていたのですが、肝心のスタンプが大幅に遅れ...先週の半ばにトラッキングをしたときはまだアンカレッジにあり、ゴールデンウィーク前の発送は無理かな、と思っていました。

ところが、着いてからの発送準備が猛スピードだったようです。私もインスタグラムでお客さまの最初の写真を拝見して「聞いてないよ〜!」となりました(笑)。

今回は商品を予約制にする難しさに改めて気づかされました。メーカーから「発送できます」と言われた日付がまったく当てにならなかったこと、オーダーしてから発送されるまでに例外的な日数がかかったこと、そして、インクの欠品を事前に知らされなかったこと。

全色購入されたのに一度に揃わず、ガッカリだった方もいらっしゃったことと思います。申しわけありませんでした。

予約品がメーカーで欠品しており、今回のインクパッドのように到着するまでそれが分からないこともあります。

そういった場合の対処(ある分だけお届けして欠品分は届き次第発送、すべて揃うまで発送保留、欠品分キャンセル、全品キャンセルなど)もお客さまによってご希望が違い、予約制にはトラブルが発生しやすいのも事実です。

苦情が続くようであれば予約制自体をやめる、とふーこ店長は弱気になっていますが、「事前に欲しいものが確保できてうれしい!」、「予約品を選ぶ楽しみ、届くまでのワクワク、両方味わえる!」などなど、私の耳には肯定的な声が多く入ってきていますので、私としてはぜひこのままやっていければと願っています。

どなた様にもご満足いただけるよりよいお店作りのため、スタッフ一同日々学び、改善に努めています。ご理解くださり、寛容に見守ってくださるみなさまには心より感謝しております。

さて、 「週の半ばくらいかな?」と構えていたカードキット。お手元に届く頃に写真付きで説明書の補足をしようと思っていたんですが、のんびりしてられないようなので、予定していたブログ内容を変更して超特急で撮りました!

基本のカードの作り方は言葉の説明だけで充分だと思うのですが、バックグラウンドスタンプで背景を入れる場合の補足です。

まず、ここまでは説明書の通りです。



インクを付けたくない部分を別紙で覆います(マスキングテクニック)。

別紙にスタンプして、切り取ります。この時、パーツは別々に切り取ります。



なぜ初の太字をここで使ったかと言いますと(笑)、私自身が一緒に切り取って失敗していたからです。

お花と葉っぱの間に出来る隙き間の幅や傾きはどんなに気をつけても毎回微妙に違うからです。

お花のてっぺんに合わせると茎の下が短くて覆いきれなくなり、茎や葉っぱに合わせるとお花がずれ...とやりなおしを重ねるうちに、「ん?別々に切り取ればいいんじゃない?」と思ったのです。

言われなくても最初からそうされた方もいらっしゃるでしょうけれど、きっと私のような方も少なくないと思いまして(笑)。 

タグも別に作るので、合計3パーツです。



マスキングをする時も、私は仮どめテープを使っています。


ほんの短時間くっついていればいいので、ちょこっとで充分です。


下のパーツはずれやすいので、葉っぱにひと引き、茎にもひと引き。引くと言っても1cmくらい?ほんのちょこっとでOKです。


茎や葉っぱを心配することなく(笑)、お花のてっぺんに合わせます。


他のパーツも貼ります。


これを机に置いて上から普通にバックグラウンドスタンプを押してもいいですが、私はいつも逆にしています。

バックグラウンドスタンプを机に置いて、インクを付けます。



この時、「カードの方が小さいからまん中だけでいいかな?」とケチンボやものぐさをやると失敗率が上がります(これも経験上・笑)。

カードの端の方の色が薄くなったり、最悪の場合インクのつかない部分があったり。

やり直しする場合の方がインクも紙も使いますので、ここはしっかりとカードよりも広めの範囲にインキングすることをお勧めいたします。 

マスキングをしたカードを伏せて置きます。


要らない紙を被せて上からこすります。


この時カードストックなど厚手のペーパーを使うと上手く行きません。普通のコピー用紙くらいの厚さがちょうどいいです。

はがすときは、「上手く出来たかな?どうかな?」と様子を見ながら少しずつ、なんてやっているとずれてしまって必要ないところにまでインクがついてしまいますので、一気にはがします。


もしも上手く行っていなくてもこの時点でのやり直し(インクの付け直し)はほぼ不可能ですので(笑)、潔く一気に!

ここからがお楽しみです!



ここは、ドキドキワクワクしながら少しずつはがしてもOKです(笑)。



 成功です!


仮どめテープのプチプチが残っている場合もありますが、指で軽くこすればポロポロと落ちるので問題ありません。その際は、インクが確実に乾くまで待ちます。

インサートの付け方も補足いたします。

出来上がったカードを開きます(ミニカードを使っています)。



片側にテープのり(仮どめではなく、通常のもの)を引きます。


私はいつもほんのこれくらいです。レギュラーサイズのカードの場合はこれの倍くらいの長さ。


 のりを引かなかった方にインサートを乗せます。


 この時、それぞれの折り目をきっちり合わせます。


折り目の位置がずれないように軽く押す感じで押さえながら、カードを閉じます。


 上から軽く押さえます。


今日はいつも以上にむくんでいます。最近は血管も浮き出てきて、私のぽちゃぽちゃむちむちの赤ちゃんのような手は大人の女性の手を通り越してオバサンの手になってきました(涙)。

こんなふうになります。


スタンプがどうしても上手く行かない、説明書に分かり辛い箇所がある、代用可能な道具が知りたい、などなど、キットに関してのご質問がありましたら、ブログやFB、IGのコメント欄やダイレクトメッセージでください。

過去の関連記事をご覧になって、「このインクはどこの何色?」というようなご質問にも、出来る限りお答えしたいと思います。

付属のミニミニスクエアブロックや同時に発売されたラウンドブロックのセットの使いやすさに触れ、「追加はできないか?」とのご質問もありました。

少し多めに作って送っていますので、近いうち販売されるかと思います。

キットも若干数ですが、ご予約に間に合わなかった方もいらっしゃるかと思い、多めに作っています。

追加販売につきましては、詳しいことが分かりましたらまたブログでお知らせいたします。

大変多くのみなさんにキットを購入していただけましたことを、心から感謝しています。ありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。








1 comment:

  1. そんじょそこらのキットには絶対にない 丁寧なフォローが本当にありがたいです(^^♪

    marikoさんがクロップパーティーのデザイナーでよかった♪

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