今日からご予約の受け付けが始まる日本初上陸ブランド、ザ・トン。スタイリッシュで都会的なデザイン揃いです。
今日はもうひとりのDTメンバー、nijiiroさんに、レイヤーが美しいピオニーのスタンプとクラシックな額縁のスタンプをご紹介いただきます。
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みなさんこんにちは、nijiiroです。今日からご予約の受付が始まるザ・トンスタンプより、私も2つのスタンプを自信をもってご紹介いたします。
ひとつめはこちら、Fresh Cut Peonies。 お花のスタンプです。
これぞ「重ね押しスタンプの王道」と言わんばかりの充実度です。だって、大輪からつぼみ、茎、葉っぱに至るまですべてがグラデーション(重ね押し)可能!
それに、こんなガイドまでちゃんと付いてくるんです(太っ腹)!
メインのお花はそれぞれ3つのスタンプで立体感を出します。真っ黒いのが「ベタ」、次が「花びら」、最後に「影」、と呼び名を勝手につけてみました。コーディネートダイでカットしています。
皆さんお気づきでしょうか?瓶のスタンプはひとつなのに、ダイで抜いた瓶が2つあります。そうなんです、瓶用のダイが2つも入っていて、丸っこい瓶にも変身しちゃうんです!着眼点が凄すぎます!
もちろん、なんでもハサミでチョキチョキしてしまう通称「チョキチョキ部員」の皆さんでも心配ご無用。マーサのハサミ【CP】を使って、私もちゃんと試しましたよ(右側)!
クロップパーティーで買い漁ったアクリルブロックたち【CP】。
お役目ごくろうさまです!
さっそく大輪のお花を使ってヒーローアーツのシャドウインク、オンブレ(8色)【CP】の色見本を作ってみました。
まずは、CPオリジナルのクラフト紙【CP】で!
真ん中がグレイブラック【CP】、12時の位置から時計回りにミントグリーン【CP】、プールネイビー【CP】、ライトダークパープル【CP】、ブラウン【CP】、バターオレンジ【CP】、ライトダークピーチ【CP】、ピンクレッド【CP】です。
カードも作ってますよ。
ベースのカードはヒーローアーツのシーミックス【CP】。
ひとり配色祭りを黙々と開催していたのですが、この青系の組み合わせが好きで好きでたまらなくなりました。
瓶に水を入れて、葉っぱを浮かせてみました(笑)。helloはエンボスパウダー【CP】でヒートエンボスしています。
瓶の右下の「斜め線」、気が付きました?
これ、後で出てきますが、違うスタンプのパーツなのです。とにかくガラス系の表現にもってこい!な超優秀スタンプなんですよ!
続いての色見本はヒーローアーツのペーパー、スノー【CP】で。
さすがの発色の良さです。「ベタ」を使わず、「花びら」をオンブレの一番薄い色で、「影」を濃い方の2色を使って押しました。たったそれだけでこの濃淡!感激ものです!
同じペーパーで作ったカードです。
エイブリーエルの瓶とドンピシャでしょ!
ベースのカードはヒーローアーツのプールミックス【CP】。
お花はコーンフラワーとストーンウォッシュで仕上げました。
どれだけお気に入りなのかって!
この水面のカーブは、瓶の底のラインを使っています。マスキングして瓶との間にちょっと余白を作るとそれらしく見えませんか?最初のカードの水面もこれを使っていたのでした。
こちらも「ベタ」抜きで、「花びら」と「影」を使って押しています。
エンボスヒーター【CP】を使うと、インクだまりの部分がより濃く定着して綺麗な仕上がりになります。
クラフト紙とヴェラム紙で作ったカードです。
ベースのカードはヒーローアーツのシーミックス【CP】。すでにお分かりと思いますがザ・トンスタンプ祭りのはずがヒーローアーツ祭りも同時開催してますね(笑)。
同系色の3色を重ね押しに使う時は、ベタ面に使うインクを「え?これ色ついてるの?」と思うくらい薄い色を使うとスッキリとした印象に仕上がります。薄すぎると思ったら重ね押しで調整すればOKです。
helloはユニコーンで4回押しです。ヒートエンボスが面倒になって4回押してみたという訳です。
水部分をインクブレンディングツール【CP】で着色してみたのですが、遠目に見るとこれがなかなか!!それっぽく見えるんです。
トレーシングぺーパーでマスキングして、軽くポンポンするだけです。塗りたいところだけをハサミで切り抜きました。
番外編!なんと写真用紙にもスタンプしてみました。
主にプロジェクトライファーさんがやっている写真へのダイレクトスタンプ!そこからアイデアをお借りしました。
経験者の皆さんならわかると思いますが、スタンプが驚くほどべったりと紙に吸い付きますので、剥がす時は慎重に!
でも、透明感があってなかなかでしょ?自画自賛!これだけやり尽くせば満足です。
可愛い瓶がセットになってるお花のスタンプFresh Cut Peonies、ぜひぜひお手に取ってみてください。
冒頭のカードの瓶に押してあった「斜め線」はこのスタンプに入っていたものでした!左上のサークルと「BIRTHDAY」の間にあります。
ちょっとおもしろいカードを作ろうと思います。
内側のフレームギリギリに定規を合わせてカッターの刃を立てて切ります。
全てのフレームを切りました。
文字パーツは、メモリーボックスのJumbled Birthdayです。
「birthday」は一文字ずつ使いたいのでカットしてばらします。 ばらした文字は2枚重ねて糊付けします(1枚のままでもOK)。
エボリューションアドバンスのマットB【CP】は柔らかいマットなので、フォイル紙などの「プックリ感」を損なわず綺麗にダイカットする事ができます。
枠の四隅を鉛筆でかるくなぞり …
アルファベットを仮置きしていきます。
鉛筆で付けた印はクイックスティック【CP】で簡単に消えます(ぽんぽんと優しく叩くだけでOKです)。
仮置きしたら…
フレームをかぶせて位置確認。
この状態で、四つの角をマステなどで固定します。
「チラ見せ」のような配置が完成しました。
額縁にガラスを仕込みます(笑)。フレームの裏に透明シートを両面テープで貼り付けるだけですが。
フォームシールはアルファベットのパーツと重ならないよう位置を確認して貼り付けます。
ダイカットした時にパーツについてきちゃう「ぼそぼそとしたカス」も取り除きます。 本体へ貼り付けたら…
完成です。
フレームだけ別にカットして貼り付けても立体感が増すかも?
こちらのVintage Framesには、小さいフレーズのスタンプも付いています。組み合わせてメッセージ性のあるカードにも出来ます。ぜひぜひこちらも手に取ってみて下さい。
長~い記事でしたが、お読みいただき、本当に有難うございました!
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デザインが素晴らしいだけでなく、組み合わせるインクの色も何通りも教えていただけて、ラッキー!
繋がったフレーズのダイをあえて切り離すアイデアもいいですね。詳しい作り方説明、ありがとうございました。
お目目くりくり、ころんと愛らしいラブリー系でもなく、写実的なトラディショナル系でもなく、フェミニンなだけのエレガント系でもなく…なんというか、イマドキ女子ふうの垢抜けたデザインという印象のザ・トン。
これまでとはひと味違ったカード作りが楽しめると思います!
ご予約の受け付けは本日17時より開始です。
みなさんどうぞよろしくお願いいたします!
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