2年分のバレンタインの写真が溜まるとプレッシャーになると思ったので、プロジェクトライフのスリーブ1枚に収めることにしました。
構想から完成まで1時間以内の超特急仕上げ!
もう、見たまんま(笑)のシンプルレイアウト。
マーサスチュワートのパターンペーパーを6x4インチのカードにカットしたところに(6等分)、写真とラベルを貼り付けてあるだけです。
上の段のまん中のベージュのグリッド入りのペーパーだけ今年のバレンタインの後に差し替えていますが、それ以外の5枚はこのパッドのペーパーです。
グリッド入りのベージュのペーパーはワークショップで使ったエイミー・タンジェリンの残りのペーパー。
マスキングテープで壁に貼って遠くから眺めたら、なんだか全体がとてもうるさい感じに見えたので、地味目のペーパーに入れ替えたのです。
アルバム作りでもカード作りでも、おそらくこれはどんなジャンルのクラフトでも言えると思いますが、「押し」と「引き」のバランスは大切だと思います。
主役級のペーパー6柄を並べるとトゥーマッチになってしまいますが、パターンペーパーはたいてい暗に表と裏があって、裏はサブ的な控えめ柄になっていることが多いと思います。
色数の少ないドットだったり、ストライプだったり、 無地だったり。パターンは派手でも色が薄くて一色だったり。
それをうまくまぜたつもりでいましたが、写真のマットとして使うにはもう少し「引き」が必要だったようでした。
判断するには、数歩下がって全体像を見るのが一番効果的だと思います。
私はダイニングエリアの壁に貼ったものをキッチンのカウンターのこちらから見て、「もうちょっとページ内の換気をよくしたほうがいいかな?」と感じたのでした。
壁に貼って数歩下がったり、床に置いて立って真上から見たりするほか、私がよくやるのはiPhoneで写真を撮って見る方法です。
小さな画面に映し出されると、30cm四方の実物のページを見るよりも客観的になれる気がします。
私もそうですが、カード作りやスクラップブッキングのブログをされている方々がよく、「よし、完成!と思っても、ブログ用に写真を撮ると手直ししたいところが見つかる」とおっしゃいます。
それはブログに掲載して読者さんに見ていただく、という視点のシフトもあると思いますが、やはりコンパクトな画像になったものを見ることによってより客観的になれるのが理由なのではないかと思います。
タイトルはケリー・パーキーのアルファベットステッカー。喜んで全色制覇しちゃったけど、やっぱり一番ニーズがあるのは白だね!
それ以外で手作りらしいことをしたのは、ラベルだけです。こちらもケリーのスタンプを使いました。
プロジェクトライフにはこういうちょこっと説明を書き込めるラベルがとてもうれしいです。
スクラップブッキング用のものや事務用のものなど、こんな感じのラベルシールをいくつかスタンバイしていますが、スタンプの「好きなインク色でいくらでも大量生産可能」(笑)の魅力には敵いません。
私はこういうものを黙々とスタンプして黙々と切り取る単純な作業が大好き!
私にとってはリラクゼーション効果すらあるように感じる作業ですが 、苦手とおっしゃる方が多いことに驚きます。
そこで今日は、あくまでも私のやり方ですが、サクサク進む手順をお見せしたいと思います。
何も目新しいことはありません。スタンプしてハサミでカットするだけです。肉じゃがやカレーみたいに、「よそ様の作り方も見てみたい」というちょっとした好奇心(笑)で読んでいただければと思います。
まず、ひたすらスタンプ。方向をある程度揃えます。
長さが足りなそうな場所にも、もったいないのでサークルのラベルを。夫みたいになってきた(笑)。
ザクッと分割します。
小回りの利くいつものマーサの小さいあれじゃなくて、刃の長い大きなハサミで一気にジョキッとやります。
スムーズ作業になるかイライラ作業になるかは、ライティングによってもかなり左右されると思います。
私は右利きなので、左から光が当たっているとハサミの通るべき道がしっかり見えて、スーッと迷いなく切ることができます。
また、ハサミの刃は少し右側に傾けています。そうすると、視界が良くなるだけでなく、切り口にも気持ち角度がついて、キレイに仕上がるような気がします。
右端のラベルの右側のラインをカットしたところ。
私はここで切り始めたこの一番右のラベルを仕上げてしまわず、同じ方向と同じライティングでカットしたい次のラベルの右側のラインに取り掛かります。
リズムがつかめるので、2つめ、3つめ、とだんだん早くなります。
最後のひとつになったら、別の辺をカットします。
ハサミの位置や角度はそのままに、ラベルの方を90°ずつ回して切っていきます。
大きいままのペーパーの端っこからひとつひとつラベルを切り取ろうとすると、回す面積も大きいので邪魔です。
ここまではハサミ仕上げ。
白く残った四隅は...
ホールパンチで落とします。
輪郭ぴったりよりも、弧の少し外側(つまりラベルの内側)に合わせた方が方がキレイに仕上がる気がします。
お花のような複雑に入り組んだラインをカットするのは得意でも、やはり円を完璧に切り取るのは難しく、そのためにサークルパンチの使用頻度も高くなります。
さすがにこのサイズのサークルパンチはないけれど、ホールパンチでも同じように出来るというわけです。
大満足!
今回のページでは(というか、いつも大体そうだけれど)、のりで貼らずに接着とアクセントを兼ねてティム・ホルツのタイニーアタッチャー【CP】でラベルの左右をパチン、パチン、と留めています。
円形ラベルはもちろんサークルパンチで。
書く時に失敗してまたスタンプ、カッティング、というのも面倒だし、あれば使うので、多めに作ってストックしておくといいと思います。
スタンプしたラベルもステッカーもだいたいこれまでブログに登場しているものではありますが、プロジェクトライファーさん人口も増えているようですので、「使えるラベル&ラベルスタンプ特集」としてまた記事を書こうと思います。
ちなみに去年のバレンタインの写真は、シンプルストーリーズの6x8インチサイズのページにも収めています。
ベースになっているのはホリデーエディションミニキット【CP】です。
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