先日、ケリーのミニブックのワークショップキットを購入くださったお客様から仕上げの綴じ方についてのご質問をいただきました。
もしかしたら他にも迷っている方がいらっしゃるかもしれないので、今日は私のコツなども交えてミニブックの綴じ方を何通りかご紹介したいと思います。
ケリーのインストラクションには、 「それぞれのペーパーに2つずつ穴をあけ、ひもで結ぶ」とあります。綴じたものをクリアウォレットに入れるような形です。
私はケリーやエイミーのミニブックのクラスに何度か参加していますが、いずれの場合もこのやり方で綴じていました。
写真やジャーナルはあとで足せますが、ページのサイズだけは綴じる前に確定します。
折り目を合わせて重ねていきます。
ページのサイズがそれぞれ違う場合は、穴をあける部分がきちんと重なるように注意します。
作業中にズレてしまうと重ね直しをしなければならないので、私はクリップでとめます。
両ページを大きなクリップで挟めば、安心して次の作業に入ることができます。
穴2つはこの辺かな?一番小さいページにも穴がちゃんとあくか、確認します。
ケリーはハサミの先でグリグリほじったりしますが、私はステッチ用の穴あけツールを使います。
マットの上に置いて穴をあけられるので、安定します。
ひもを通すのも、ステッチ用の針を使うと簡単です。エイミーのステッチツールに入っている針は刺繍糸の6本取りも可能なので、細めであればコットントワインも行けると思います。
ここでは製本用の糸を使っています。
もうひとつの穴から出して…
結びます。
これをクリアウォレットに入れれば完成です!
カバーがあるなら多少緩くても平気だと思いますが、そうでない場合はちょっと頼りない綴じ方かもしれません。
このミニブックは数センチごとに穴をあけ、縫って綴じてあります。
でも、一番簡単なのはホチキスです(笑)。
普通のホチキスだと折り目まで届きません。
しかしこれはちょっと特殊なんです。
針の向きを変えられるのです。
これなら上下から差し込めます。
このホチキスは日本製です。どこの文房具店でも売っていると思います。
クリアウォレットをカバーとして使う場合には適当ではありませんが、私が一番好きなミニブックの綴じ方もご紹介いたします。
ホールパンチで穴をあけ、リングでとめています。
これだとリングのサイズ次第であとからページを足すことができるのが気に入っています。
穴の間隔を揃えれば、ポケットスリーブも一緒に綴じることができます。
スリーブに入れれば写真も保護できるし、台紙に貼り付けないからあとで移動させる可能性があるものにもいいと思います。
ミニブック、作るのもあとから見るのも楽しいですよね!
初めからリング綴じになっているものを購入したり、エイミーやケリーのワークショップで作ったことはありますが、自分で一からデザインしたことはありません。
今度のスタンプカーニバルではミニブックのワークショップをやろうかしら?プロジェクトライフの方がいい?それともやっぱりカード作り?
スタンプカーニバルは9月26、27日。
今年もみなさまにお会いできることを楽しみにしています!
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