ミスティという商品名は、Most Incredible Stamp Tool Inventedの頭文字から来ています。 意味は、「これまで発明されたスタンプツールの中で最も優れたもの」。
「Incredible」の訳が「信じがたい(くらい素晴らしい)」なので、かなり大げさですが(笑)、あのジェニファー・マグワイヤも絶賛、一時は生産が追いつかず、半年待ちなんていうこともあったくらいの人気商品です。
品質を落とさず適正価格でたくさん作ってくれる工場を見つけるのに長い時間がかかったそうですが、現在は安定した供給源を持っています。
ペーパーを置く台とクリアスタンプ(またはクリングスタンプ)を貼り付けるプレートが蝶番で繋がったこのツール。
何と言っても、同じスタンプで同じカードを何枚も作りたいときに便利!
クリスマスカードなど、何十枚と必要な時には本当に大活躍です。イベントで交換するATCカードなんかにもいいかな?
毎回同じところにスタンプできる、ということは、インクのつけ残しや掠れがあったときにやり直しがきく、ということでもあります。
たとえばこんなどデカイスタンプだと…
こんな結果になるのは当たり前(笑)!そもそもミスティがなければ買うのも躊躇するようなスタンプですよね(笑)。
1回で成功させようとじっくり時間をかけてくまなくインクをつけるより、1回めでつかなかった部分に2回めつけたほうが早くない?
小さいスタンプをたくさん押したいときも、ミスティが時間短縮してくれます。ちまちまと30個スタンプするより、1回でぱたんとやる方が早いに決まっています!
並べるのは面倒だけれどね、1回くっつけちゃえばあとはスイスイです。
フレックルドフォーンのキットの色に合わせてストライプやドットのクリングスタンプでパターンペーパーを自作したこともあったんだけれど、これもやっぱり6x6インチの大判スタンプで…
…ミスティがなかったら作っていないし、スタンプを買っていないと思います(笑)。だってこんなストライプ、1回で成功したらミラクルですよね!
小さなピースを色々と組み合わせたこのカードも…
ミスティを使って2回で押しています。
一度合わせてしまえばあとは楽々なので、レイヤースタンプにも最適です。
夫のワークショップにも持っていく予定です。
ちょっと回り道になりますが、コーディネートスタンプ&ダイを使った作業も失敗率が下がります。
最初に適当にペーパーの真ん中をダイカットしてテンプレート状のものを作り…
ミスティにセット。
窓の部分にスタンプを置いて…
閉じてプレート側に貼り付けて…
先にダイカットしておいたペーパーを…
テンプレートに埋め込みます。
インクをつけて再び閉じれば…
楽々真ん中にスタンプできました!
テンプレートを作ったりと遠回りのようだけれど、ここまでくれば大量生産がなんともありません。
ミスティが発明されなければ出てこなかったようなデザインのスタンプが、今はたくさんあります。スタンプ業界の流れも変えてしまったくらいの影響力のあるツールです。
サイズは3種類。便利なアクセサリのセットも発売されています。
ペーパーを斜めにセッティングしたり、マグネット付きのピースでペーパーの角を合わせられるコーナーを増やしたり。いろいろな発見があると思います。
発売は明日。まだお持ちでないみなさん、ぜひぜひご検討くださいますようお願いいたします!
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