Monday, July 18, 2016

nijiiroさんキット&リルインカーデザインダイのご予約受け付けのお知らせ

海の日のお休み、みなさまいかが過ごされましたでしょうか?海へ、山へ、街へと、ご家族やご友人とお出かけを楽しまれた方も多いことでしょう。

CPガールズの中には、暑〜い休日はご家族を外へ送り出して、ご自分はエアコンをかけて快適クラフト!という過ごし方がお好きな方もいらっしゃるでしょうね!

先週金曜日に発売されたフレックルドフォーンの7月キットやnijiiroさんの初キットでスクラップブッキングやカード作りを楽しまれた方もいらしたはず!

おかげさまで、どちらのキットも完売いたしました!購入くださったみなさま、どうもありがとうございます!

フレックルドフォーンのキットに再販売はありませんが、nijiiroさんに打診しましたところ、もう一度作ってくださるとのことでしたので、明日からご予約を承ることにいたしました。

同時に、キット作りに使用されているダイもご予約いただけるよう対象商品に含めることにいたしました。

ご予約の受け付けは明日開始です。

今日はnijiiroさんに再登場いただいて、ダイのご紹介と、キットをさらに楽しむアイデアや技をご説明いただきます。

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皆さんこんにちは!nijiiroです!

先週金曜日に発売になりましたnijiiroキット【CP】ですが、無事に完売となりました!

 

お買い上げくださいました皆様、本当に有難うございました!そしてご購入を希望されていたのにお買い求めいただけなかった皆様、在庫が足りず本当に申し訳ございませんでした。

「一人でもリクエストがあればキットを再販したい」との思いを伝えたところ、明日の水曜日からリルインカーデザインの商品とともに、キットもご予約にて対応できる事となりました。リクエストをしてくださった皆様のおかげです!本当に有難うございます。

加えて、キットで使用しているクロップパーティー未発売のダイについてもご予約いただけます。


斜めステッチの長方形フレームダイ、 「Side-Stitched Rectangles【CP】」。


一番外側のフレームはカットはされず斜めステッチが入るのみ。このおかげで二つ折りのカードにステッチを入れる事が出来ました。


二番目のサイズがキットに入っている台紙です。三番目のサイズは写真右上。カード台紙を半分に切ったものに重ねています。

一番小さいフレームは名刺の大きさよりちょっと小さ目。自作名刺をこのフレームで抜いてオリジナルなものに変身させることも出来そうです。


オーバル型のフレームダイ、「Stitched Mats: Ovals 【CP】」。


このダイはカットの外側と内側にステッチがつくダイです。抜け殻の方も台紙として活用する事が出来ます。


アーチ型のフレームダイ、「Anytime Tags Die Set 【CP】」


こちらのアーチ型は一番大きいサイズがカード台紙に、二番目に大きいサイズがカード台紙の半分の大きさに、それぞれ見事にマッチしています!

名刺を可愛くダイカットできちゃう大きさが三番目。一番小さいサイズは正方形のミニカードにピッタリの幅なんです。タグの穴も4種類も付いています。


そしてステッチの木目、「Stitched Woodgrain 【CP】」。


クラフト紙に萌え~。カラーの紙でも存在感がグンとアップします。


キットの3種類のステッチは、マグネットマットA【CP】を使っています。磁力が強いのでぴったりと台紙を押さえてくれるのです。


プラットフォームを一番上にのせて、圧を「7」でクルクルしました。圧はマシンやマットの使用頻度で変わってくるので、弱い圧から試していくことをおススメします。


今回はかなり深くステッチが入るように圧を強めにしています。マグネットマットAは表面に弾力があるのでこうしたステッチを入れるプレートやダイにはとっても向いていると思います。(ご購入の皆様、ステッチ綺麗だったでしょ?)


一方弱点もありますので、そこは後半で触れていく事にします。

その他にも、ブログ内で使用したダイもご予約の対象です。ダイの仕様について何かご不明な点がございましたらぜひインスタグラムで質問をお受けいたしますので、よろしくお願いいたします!(@nijiiro_nijiiro

それでは今日はキットの材料とダイを組み合わせたカード作りの紹介です。

前回のカードは全て忘れて頂き(笑)、全く違った目線でご覧いただけると嬉しいです。キットのカード台紙を真っ二つにカットするところから作業開始です!


ちなみにカットと言えば今回のカード台紙をザクザク切り刻んだのはこちらです。マーサスチュワートのギロチン。


マスキングテープで良く切るサイズを示してあります。A5とA6のラインは我ながら本当に重宝しています。


マーサスチュワートのペーパートリマー【CP】をお持ちの方も多いと思います。このトリマー、よく見るとカッター部分が反対向きについています。そうですワザとなんですこれ。


本来なら虫眼鏡の部分が左側のメモリの上を通るはずなのですが、何かの拍子にこの部分が外れてしまい間違えてこう装着してしまったのです。

ところがこの状態で左側に力を入れるようにして下からすーっとカットするとブレないんですよ!何故なんでしょう! 


苦心の二つ折りをバッサリ切るのは心もとないのですが、、、出っ張り部分を避けてカットします。


出っ張り部分だけ残りました。他の二つ折りカード台紙と合わせる時は多少の大きさのズレが生じますので、カード台紙の方をカットするなりして上手く調整をお願いします!


ペーパートリマーがない、もしくはいちいち出すのが面倒で!と言う方に朗報です。これね100均の材料で出来ちゃう「マグネットカッターマット」&「マグネット定規」なんです。


ホワイトボードのスチール板だけを取り出してカッターマットの裏面に貼るだけ!


そして定規に100均の強力磁石を2個装着したら出来上がり。


強力磁石が押さえのアシストをしてくれるので本当にラクチンなんです!!

スコアラインはこれで。マーサスチュワートのスコアリングボード【CP】です。


スコアラインを入れる道具は付属のものではなくこちらを使っています。123パンチボード【CP】のスコアツールとスタイラス・エンボッシングペン【CP】です。


マーサスチュワートのスタイラスペンの方が丸い凹みが半円状にクッキリと付きますが、今回はパンチボードに付属しているスコアツールを使いました。滑りも良くぶれにくかったからです。


スコアラインを付けたら山折にして、


スコアボードの段差を利用して、左の端へ二枚の端を押し付けて押さえ、ボーンフォルダーで折り目をつけます。


折リ目の内側です。綺麗でしょ!!


これ、とっても丁寧にやっているのでぜひ動画で見てみてください!


前置きが長くて申し訳ありません。それでは黒バージョンから見ていきましょう。

ステッチ台紙はヒートエンボスで、スムース台紙はカットしてミニカードとタグにしてみました。


使ったダイはこちらです。アルファベット【CP】と数字【CP】はステッチ入り。アルファベットに至っては小文字とセット!こんなセットはなかなかお目にかかれませんよ。

HappyBirthday【CP】は正方形のミニカードにピッタリ!ミニフラッグもミニカードにドンピシャ!気持ちいいくらいです。


バーサマーク【CP】で押して、ヒーローアーツのエンボスパウダーホワイト【CP】でヒートエンボスしています。

「40(+5)?」それとも「40代へGO?」、どちらとも取れる、それくらいアバウトな方がいい年代の方限定・笑!


黒い紙にヒートエンボスする時、パウダー【CP】(グリッターマジック【CP】)をたっぷり使うと、「黒い紙が白く濁ってしまって、こすっても粉が落ちない~!」なんて言う事ありませんか?でも大丈夫。たっぷりと紙全体にまぶしてください。


ヒートエンボスした後に「ねりけし」でポンポンたたくだけで、ウソみたいに綺麗になるんです!

クラフト紙のカード台紙に貼って、インサートも付けてカード完成!


残りのスムース台紙はこんな風に分解します。今度はミニ・スコアリングボード【CP】で半分にスコアラインを引きます。


次に半分に折ります。ちなみにスコアボードに「まりこ」って書いてあるのは真理子さんが作るミニカードのサイズです・笑。


一方が正方形になるようにカットします。2.75インチなのでほぼ7㎝の正方形になります。


正方形の方はダイカットと組み合わせてミニカードに、残りはミニフラッグとアーチのダイで抜きました。ミニフラッグ4個でも使い道ありそう!


白と黒のコントラストが絶妙!


ミニフラッグにはユニコーン【CP】で押してみました。可愛いでしょ?


お次は水色バージョンです。二枚のカードに仕上げてみました。


使ったダイはこちらです。スカラップのフレームダイ【CP】とhello【CP】はママエレファントです。


ひとつ目は、スムース台紙にステッチ模様を付けて、前回作ったマットを重ねる方法。


こんな風に小さなサークルステッチダイ【CP】を地道に16回!


そしてカードの中を一工夫。こんな風に直接押して書き込んでもよし。


インサートを重ねてもよし。


オリジナルのステッチ台紙のカードです!


もう一方の木目ステッチの台紙は、こんな感じでダイカット。木の幹のお家を思い浮かべて、窓とかドアから出入りする感じに。はじめはこうしてマグネットマットAでダイカットしたのですが、


圧を強めても跡が付くだけで抜けきらないという事態に、、、。ステッチをつけるのには最高のマットなんだけれど、カットに関してはマットの表面が少々やわらかすぎるのかも。


そこで、マットAで再度挑戦。マグネットではないのでマスキングテープで仮止めを忘れずに!


なんと、一回で抜けきらず、、、方向を変えて再度チャレンジ。あまりやりすぎると木目ステッチがつぶれて平らになってしまうのですが、今回は強めにステッチを入れてあるので大丈夫です。


やっと抜けました。ダイカットマシンを使いこなしていると思っている私でも、こんな事はしょっちゅうなんです。奥が深いぞ、ダイカットマシン・・・。


ちなみに、マットBがへたり過ぎて上手くカットできない~とお悩みの皆様にオススメなのが透明マットとの併用です。プラットフォームの上に使い古したマットB、ペーパーの上にダイをのせます。


更に透明マットをのせてクルクル。ダイはこうして斜めに傾けるとダイにかかる負担が減ってカットもスムーズです。


ほら、この通り!!


マットAがある皆様はこちらの方法も。ダイとペーパーがずれない様にマスキングテープで仮止めをして、


プラットフォームの上にのせます。ダイの刃は上向きです。


マットAをのせてクルクルします。


スパッと抜けました。


マットAを一番下にして、ペーパー、ダイ(刃は下向き)、プラットフォームの順でも同じようにスパッと抜けますよ。色々と試してみてください!

負担なく上手く抜けるとうねる事がありません!ぜひまっすぐ平らなダイカットを目指してみてください。


さて、本題に戻って鳥さんカードの仕上げです。白のカード台紙と合わせて、鳥のダイ【CP】で抜いたプックリ鳥を乗せました。鳥さんは蛍光のピグメントインクです。シッポの微妙なラインが完璧に再現されて嬉しい!

ダイカットはスタンプした鳥さんに対して少し大きめに出来ているので、多少ずれても気になりません!


筆記体のhelloも雰囲気にピッタリでしょ!

そうそう、ダイと言えば「バリ」の処理、皆さんどうされていますか?こんな風にダイカットの内側にあるバリは是非とも削ってほしいなと思います。


だって、せっかくのダイカットにこんな凹みがあったら残念でしょ?


そこで100均で売っている600円のミニルーターを使って、


ダイカットの刃を守るために裏側から当ててバリを削ります。


数秒で綺麗に取れちゃうんですよ。是非やってみてください!


こちらはバリがあってもダイカットに干渉しない外側タイプです。必ずしもバリ取りが必要ではないけれど、指先に引っかかったりするのでバリが無いに越したことはありません。


上の写真は、ミスティでスタンプしたものを、一気にダイカットするための準備です。ペーパーの上に隣り合うダイが干渉しない位置に配置して、その上にスタンプをのせています。

そして並べたスタンプをミスティのフタに貼り付けます。


新しいスタンプはダイインクを弾きやすいので、バーサマークを付けて軽く手のひらで拭き取った後にダイインクをのせるといいですよ。これもそうしています。


ばっちりスタンプ出来ました。マグネットマットAにスタンプした用紙をのせて、ダイをスタンプに合うように乗せていきます。


ダイの隙間をマスキングテープで留めます。


そしてダイカット!位置がバッチリ合っていれば、マスキングテープでもう少し補強してしまえば、ミスティ→ダイカットと一気に仕上がります。空白になっているベタ面のお花パーツ2個は手押しか別途ミスティで仕上げます。


受け売りのテクニックなのですが、やってみると「ほう、これは!」というものばかり。見ているだけではなく実践して皆さんにお伝えできればと思ってやってみました。

そして最後のピンクバージョンです。水色と同様にステッチした台紙を更にスカラップのフレームダイで抜いたカードと、ブラックと同じ正方形のミニカード、それにアイレットでお花をつけたミニタグです。


使ったダイはこちらです。ThanksSoMuch【CP】のダイはHappybirthdayのダイと同じ大きさです。この2つを揃えたら、ミニカードを作る頻度が上がるかも!


thanks【CP】のフレーズダイも大きさが丁度よくてマットの上に映えてるでしょ!なんだかフカフカのクッションみたいで、お花のダイで一気にラブリーに変身です。


ミニカードもフレーズのダイカットとお花の組み合わせでテッパンの可愛らしさ!


小さいアイレットは1/8サイズ、大きい方は3/16サイズを使いました。ちっちゃいもの同士の組み合わせがたまらない!!


今回は黒インクの出番がありませんでしたが、インスタグラムで投稿した黒インク比較が好評でしたのでこちらにも!

私の中での国内インクの黒ベストスリーVSウォータープルーフ系ベストスリーです。国内のベストスリーはどれも油性ピグメントインクで、(クラシックとバーサファインに至ってはインクが同じ!)印影には自信があったのですが、こうして比べてみるとスタンプの尖った先はウォータープルーフ系の方がはるかにクッキリハッキリなんですね~。


ウォータープルーフ系は一度使うと色素沈着して取れません。がっつり黒いです。でもそうなってしまえば怖いものはありませんよ、、、笑。

最後におまけ。

シャリペ平袋での工作例です。紙袋も出来ちゃいます。左右と下辺それぞれ2センチの所に千枚通しでラインを付けて作っています。


スタンプがカッコいいでしょ!VintageLabelSentiment【CP】を使っています。枠の中のフレーズが変えられるから万能選手!あのひらがなでもイケそう!お揃いのダイ【CP】もありますよ。

こちらは封筒に!ダイカットと組み合わせました。あのミニリボン【CP】もね!


お知らせが遅れましたが、既にインスタグラムへは #nijiiroキット のタグが付いた投稿が着々とあがってきています!


#リルインカーデザイン、 #lilinkerdesigns、のタグも付けて是非ご参加くださいね!

さて、今回も長々とお読みいただき、本当にありがとうございます。

このような機会を頂けたことに感謝するとともに、今まで以上にクロップパーティーのDTとして皆さんにクラフトの楽しさをお伝えしていけたらと思っております。

実は2回に分けたブログの内容は、本来であればキットのインストラクションに多くを盛り込むべきものでした。しかし、私の伝えたい事が多すぎて規定枚数内で収める事が出来ず、むしろブログの方が圧倒的に細かい説明をしているという逆転現象が!!

キットを買ってくださった皆様には、「キットを買ったからからこそ手に入る情報があるはず!」と楽しみにされていた方もいらっしゃったかもしれません。ご期待に添えない部分がありましたら、それは本当に申し訳ありませんでした。だからと言って、ぺらっぺらの内容と言う事ではありませんよ。単にブログでの情報量が多すぎたという事です・多汗。

また逆に、「ブログを読めば、材料を揃えてキットがマネ出来ちゃう」という内容をあえて公開しているのも、私のクラフトに対する根本的な考え「みんなで一緒に楽しむ、情報を共有する」というものがあるからです。その思いがいっぱい詰まったものが今回のnijiiroキットなのです。

冒頭で申し上げたとおり、たった一人でも、欲しいと言ってくれる人が居るなら私は全力で取り組みます。ぜひ一緒に、クラフトを楽しみましょう!!

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niiiroさん、全力投球のキット作り&ブログ執筆、ありがとうございます!

キットとリルインカーデザインの商品のご予約は、明日から始まります。ラインナップが公開されましたら【CP】の部分を商品ページにリンクいたします。

みなさま今週もどうぞよろしくお願いいたします!



2 comments:

  1.  小春日和と申します。
     いつも楽しく拝見しています。そしてCPさんにもいつもお世話になっております☆

     私も最近ダイカットが抜けきれないことが出てきました。私はマグネットBを使用しています。マットの状態も悪くなく、さらに新しいマットも購入してそちらも使ってはいるのですが・・・。やはり新しいマットの方がカットされやすいとは思いますがそれでも一発でカットできないこともありますね。結局切れなかった部分はカッターで切ったりします。マットはマグネットの方が薄い気がするのですがどうなんでしょうか。通常のマットの方がカットしやすのかなぁ。使い続けているとマシーンの方も圧がかかりづらくなるのでしょうか。あまり圧を強くすると必要のない跡もついてしまうので悩ましいです( > < )
     ダイカットマシーンについてもまたブログで色々書いて下さると助かります。

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    1. コメントありがとうございます。
      お返事が遅くなりまして申し訳ございません。
      ダイカットマシン、一発でカットできないこと、結構ありますよね。
      私なりのコツや心がけなど、ブログにまとめてみたいと思います。
      これからもどうぞよろしくお願いいたします!

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