帰国後、発売アイテムを確認しようと箱の中を覗いたら、あるべきはずのブラシやヘラがない。
探してみると、綿を挟むクリップの付いたチョークセット【CP】のツールやデッサンしたものをこすってぼかす擦筆などのよく使うものとともに、勝手に自分のお道具入れに…
完全に私物化されておりました(笑)。
特にはまっていたのが、エンボシングペーストなるものを使ったステンシルテクニック。
何度か失敗し、YouTubeなどで情報を集めながら試行錯誤したのち「メソッドを確立した」(笑)そうで、「オレが教えてあげる」というのでお願いいたしました。
ペーパーの上にステンシルを乗せます。
はみ出したペーストの処理が楽になるので、クラフトシート【CP】の上で作業します。
マスキングテープで固定します。これには、ステンシルがずれないようにするためとペーストが余計なところにつかないようにするためという、2つの目的があります。
幅の広めのテープで、ステンシル、ペーパー、クラフトシートを跨ぐように固定します。
「剥がす時に痛めないようペーパーの上は軽く、ヘラでこする時にめくれないようステンシルの上はしっかり」貼り付けるんだそうです。
4辺をテープでとめ、クラフトシートに固定します。
カードの余白部分をすっかり覆い、クラフトシートに固定されました。
エンボシングペースト。こちらはレギュラー(白)【CP】です。
パレットナイフ【CP】でペーストをすくい…
スプレッダー【CP】の直線部分のふちに盛り付けます。
なるべくふちにギリギリに、ステンシルの幅いっぱいに(スプレッダーの幅ではなく、お使いになるステンシルの幅)均等に盛るのがコツだそうです。
最初はペーストをすくって直接ステンシルに乗せて、と、パレット1本で出来るんじゃないかと思ってこの手間を省いていたそうですが、このやり方の方が断然簡単だしキレイに仕上がるそうです。
ペーストを盛ったスプレッダーを両手で持ち…
ステンシルの片側から塗りつけます。
進行方向に倒しながら、ステンシルの溝に埋め入れるような感じで少し押し気味に動かすと良いそうです。
対極まで来たら…
もう一度初めの側に戻ります。
今度は、ステンシルの厚みより高くなっている部分を削り取るような気持ちで、ペーストを掻いていきます。
ステンシルのデザインが浮き出てきました。
反対側までたどり着いたら…
早くステンシルを外して出来上がりを見たい気持ちを抑えて(笑)、スプレッダーに残るペーストをパレットナイフで寄せ集め…
容器に戻します。
乾いてしまったらもうダメですが、すぐに戻せばまた使えます。夫はこれでだいぶペーストを無駄にしたそうです。
ここからがお楽しみ。
マスキングテープを剥がして…
ステンシルを外せば…
立体の白い松ぼっくりが現れました!
「ドヤ!」(笑)。
気温や湿度にもよりますが、30分から1時間ほどで乾きます。年中扇風機の前にいる夫によると、「風に当てると早い」そうです。
「失敗が許されないのがカラーペーパーなんだ」ということで、自分のメソッドが確実なことを証明するため(?)、黒のカードストックでも。
ドキドキ。
上手に出来ていました!
私もやってみたんですけれど、ペーストがステンシルの下に入り込んだりして、意外と力加減が難しかったです。
「何度かやってみると分かってくるよ」とのことでした。
とってもキレイに出来ています!
乾いたら着色も可能です。こちらはスリークリスマスアイコンズ【CP】のステンシルを使った、CHAのブースで撮ったサンプル。
ペーストでステンシルした部分には高さがあるので、ディストレスマーカー【CP】やクリーンカラー【CP】など、ブラシ式のペンの先を倒して塗るとやりやすいのではないかと思います。
こちらもスタンペンダスのデザイナーさんのサンプル。鳥さん、可愛い!こちらはステンシルしたものを切り取って貼り付けたり、エンボシングペーストが乾く前にグリッターを乗せたりと、ますますテクスチャーが面白くなっています。
最近気づいた、自分の鳥さん好き。もちろんこれ【CP】も抵抗できず(笑)。
エンボシングペーストにはゴールド【CP】もあるので…
私もやってみた!
メタリックでホリデー向きです。シルバー【CP】もあります。
気に入った鳥さんステンシルでもう1枚。
ディストレスインク【CP】と各サイズのステンシル用ブラシ【CP】を使い、夫のようなタイプの忍耐力を持ち合わせていない私はササッ、ササッとスピード仕上げ(笑)。
同系色のインクを複数使ったりブラシに強弱をつけたりしてグラデーションなど作る技も忍耐もないのですが、適当仕上げの結果、程よい濃淡がつきました(笑)。
こまごま、ちまちま、と切ったり貼ったりするのは得意なんだけれど、どうも塗るのは好きになれません。
こちらは、エンボシングペースト+色塗りの、夫作。
最初のデモンストレーションに使った松ぼっくりのステンシル【CP】で作ったカードは、こんなになってた(汗)。
白のままでも良かったんでは…?
フォイル加工のペーパーにゴールドのエンボシングペースト。
時計とか私のiPhoneとか写り込んでいますけれど(苦笑)。
松ぼっくりも好きだけれど、どんぐりにも弱いです。
面が広いのでブラシじゃ時間がかかると思い、ワッフルフラワークラフトのチョークインクのパッドを直接こすりました。
こんな風に外せて…
こんな風に持てるので、ステンシルに最適なのです。
申し訳ないほどの即席仕上げ(笑)。
どんぐりの実の茶色2色はフォールブレンド【CP】 、葉っぱの緑色はウィンターブレンド【CP】にセットされています。
日本滞在中、夫からは日々さまざまな画像が届きました。
この後あれこれやり過ぎてボツったようですが(笑)、右下のカードに使っているのはこちらのステンシル【CP】です。
クリスマスと言えば真っ赤な鳥さん。カーディナル【CP】!
こちらのサンプルには、グリッターが使われています。
気が遠くなりそうですね…でもやってみたい!
こちらは夫のスタンプカード。彼はこういうリアルなデザインが好みです。サンタさん【CP】。 カードいっぱいいっぱいの大判サイズです。
こちらは調子に乗ったバージョン。
「サンタ、整形手術後」と言っていました(笑)。
夫が一番好きなスタンプのデザインは、実は風景。 これ【CP】は「かっこいいね!」ととても気に入った様子です。
道がリースの外側まで描き足されている…
クリスマスはまだまだ先だけれど、既に1枚、もらっちゃいました。まるまる太った鳥さん2羽【CP】が、我が家みたい(笑)?
こういうややダサかわいいもの、クリスマスなら私も大好き!
色が非常に明るいのは、光沢ペーパーを使用しているからです。インクが染み込まず、マーカーの色がダイレクトに残りますね。
中はシール仕上げでした。
カードの中と言えばこれ!
毎年たくさん作ってたくさん書いているクリスマスカード。もちろん手書きのひと言と直筆サインにはこだわりたいけれど、 できたら真ん中はスタンプで埋めたい!
インサート用のスタンプは、他の場面でのカードにはそれほど必要性を感じないけれど、遠い親戚や年賀状の挨拶程度の知り合いにも出すクリスマスには必須です!
他にもクラシックで普遍的なデザインのクリスマスアイテムがいろいろ。また明日ご紹介いたします。
今日も応援よろしくお願いいたします!
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