カード作りのリアリティ…
私は仕事柄、日常的にカードを作っています。夫も趣味にしています。なので作り置きも常備していますが、実際に使うときはナゼかいつもパニック。結局その場で即席カードを作って送ることが多いです。
理由は、用途に合ったものが見つからないこと。
たとえば、おめでとうでもありがとうでもない場面なのに、表紙に「Congratulations」や「Happy Birthday」や「Thank you」がスタンプされている場合。 これはカード作りをするみなさんの「あるある」だと思います。
他には、ちょっとした贈り物やお土産にカードを添えたいけれど、差し上げる本体よりもカードの方が大きいなんていうケースも。カードを入れるためにわざわざ手提げ袋や封筒のサイズをアップするのも…という場合です。
また、頼まれたものを貸す時、預かっていたものを渡す時、などなど、こちらがお礼を言う立場ではないけれどひとこと添えたい時、フルサイズの力作カードなどを同封してはちょっと仰々しい感じになることもあると思います。
あと、我が家でもうひとつよくあるのが、夫が差出人になる場合のカード。
夫は母親や兄弟、親戚に送る時は、お花や鳥さん、そしてハートもいっぱいに、カラフルでキラキラでめいっぱいかわいいものを作ります。
しかし、ご近所さんやクラスメート、特に男性が受け取り人の場合、私のシンプルカードの在庫をごそごそします。自分の引き出しにはローンフォーンの金魚さんやワッフルフラワークラフトのお猿さんで作ったカードが入っているというのに。
さすがに近所のオジサンに貸した本が持ち主のオジサンに戻ってきたときに水玉模様の背景に金魚の水槽なんていうカードが挟まっていたら滑稽なのを、夫も知っているのでしょう(笑)。
先日も、プリントした写真を前学期のクラスメートに渡す際、カードに挟みたかったらしいけれどふさわしいのがなくて諦めたみたいです(笑)。
ご主人や息子さんがどなたかにお礼をする時、「出番が来た!」とばかりに力作カードを用意するも、無残にも却下された経験をお持ちの方も少なくないのではないでしょうか?
解決策は、「シンプルなミニカード&ミニ封筒」だと思います。
我が家が実際に利用する(人に送る、手渡す)カードで圧倒的に多いのが、スタンダードなA2サイズの半分くらいのミニカードです。
今日は、リトルビーのミニカードとミニ封筒のテンプレートダイをご紹介いたします。
ミニカードもミニ封筒も作り慣れているけれど、テンプレートが欲しくなってしまったきっかけとなったサンプルが、こちら(封筒ののりしろを折る順序を間違えていると思います)。
コンフェッティ。
ミニカードのテンプレートは、エンボスのラインが入るのでスコアリングの必要がありません。
フレーズのエンボスプレートもたくさん。
ミニ封筒のダイ。
こちらには、ふたつ折りではなく1枚もののカードのテンプレートダイが含まれています。最初のダイのセットでできるふたつ折りカードと同じサイズなので、この封筒が使えます。
別ピースのダイで封筒のライナーも作れます。
見えるところだけなので、ゴロゴロしません(パターンペーパーも少なくて済みます・笑)。
買ったばかりのペーパーで、即席ミニカード&ミニ封筒。
ペーパーはもうすぐ入荷予定のクレートペーパーのワンダーコレクションです。
ダイを使ったペーパークラフトにあると便利な道具もご紹介いたします。
コンフェッティのカードのダイの小さなプツプツの穴に詰まったペーパーを突いて出す道具かな?と思うでしょう?実際にそうなんですが…
ウィーアーメモリーキーパーズのクイックスティックの反対の尖った先との違いは、お尻がマグネットになっているところ。
リトルビーの冊子式のマグネットのダイの収納はすごく便利だけれど、ダイをつまみにくいのがちょっとしたフラストレーションでした。
これだと使いたいものだけすっと持ち上がります。
面の広いダイも、この通り。
小さなピースもぴょんっとジャンプしてマグネットシートから離れます。
マグネット式の収納面だけでなく、机やカッティングマットに置いたダイも持ち上げにくいですよね。すーっと机の端まで滑らせたりしますが、傷がついてしまわないか心配です。
しかしこれがあれば、ダイを持ち上げる、ダイにはりついたペーパーを突いて出す、が1本で出来るので、机に広げる道具をひとつ減らせます(ここは重要ですよね、散らかってどこに何があるかわからなくなるから、出ている道具をひとつでも減らしたい・笑!)。
リトルビーと言えばフォイルのきれいなペーパーテープやさまざまな形をしたふせんを思い浮かべる方も多いと思いますが、私にとってはこのような実用的な道具の新作が楽しみなブランドでもあるんです。
ギフトカードケースのダイもとても実用的でしたし、これなんか、カード作り初心者さんの強い味方になるのではないかと思います。
カード作りをしてみたいけれど、ペーパーをふさわしいサイズに切るところから躓いてしまう、という声を聞きます。中には私のブログのカードの写真を定規で測って割り出そうとした、なんていう方も。
パソコンのモニターに定規をあてる姿を想像してしまいました(笑)。疑問があったら直接ご質問ください!
さて、このリトルビーのダイでは、最もスタンダードなA2サイズよりもやや小さめの、4-Barサイズのふたつ折りカードが作れます。
4-Barサイズはローンフォーンのカードと同じです(エイヴリーエル、ヒーローアーツ、私のカードキットは、A2サイズです)。
ローンフォーンやママエレファントなど、小さいピースを組み合わせて使うようなブランドのスタンプにはこのサイズが最適です。
他のサイズのミニカードや、それぞれのカードにふさわしいマットもカットできますので、初心者さんへの入門編としてとても心強いダイのセットではないかと思います。
サークルや楕円、ラベルのダイも入っているので、パターンペーパーを使ったカード本体+別紙のピースにスタンプしたセンチメント、というデザインにも使えます。
カード本体とマットのサイズや形のバランスには本当に悩みますよね。素敵なのに、「マットのバランスが惜しい!」というカード、よく見ます。これならセットになっているので安心です。
リトルビーの便利な道具のご紹介は、木曜日と金曜日に続きます。ぜひまた見てね!
今日も応援よろしくお願いいたします。
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