Wednesday, February 26, 2014

ワークショップレポートその3:エイミーのペーパーとフレックルドフォーンのマスキングテープでスクラップブッキング

サンディエゴのスクラップブッキング用品専門店ぺーパーテールズ(Paper Tales)のワークショップで作った3レイアウトの、最後のひとつです。

私編。

 これはペーパーがユニークでした。

「LOVE」の切り込みが入っており、それぞれ一カ所だけつながっているんです。

つながり部分を折って少し角度をつけ、裏側にパターンペーパーを貼っています。


 スリーブに入れてしまうと平らになってしまうけれど、それなりに陰が出来ていい感じです。

私は限りなく平面に近いスクラップブッキングが好きなので、立体感もこれくらいがちょうどいいです。

切り紙がお得意な方は、フリーハンドでチャレンジされてもいいかもしれませんね。


見本では同じサイズの写真が2枚並んでいましたが、私は1枚にしてこちら側は帰宅してから手持ちのステッカーとマスキングテープで仕上げました。

木目のアルファベットステッカーはオクトーバーアフタヌーン【CP】、マスキングテープはティムホルツ【CP】です。



 日本滞在中に作ったミニブックで散々使って出てきたので、「あれか」と想像ついた方もいらっしゃることでしょう(笑)。

あのデイブック【CP】も今回のワークショップで使ったペーパーと同じくエイミーのカット&ペーストというコレクションのものだったので、迷わず日本に持って行ったマスキングテープをピックアップしたのです。

コレクションにマスキングテープが含まれていれば一番いいと思いますが、そうでない場合の方が多いですし、なによりわれわれ日本人はすでに呆れるほど(笑)所有していますので、こうやって手持ちのものを予め合わせておくのもいいと思います。

ちなみにこの冬のCHAでお披露目となったエイミーのニューコレクション、プラスワンでは、マスキングテープのセットが含まれています。クロップパーティーでももうすぐ発売!

CHAで写真を撮っておきましたので、プレビューいたしましょう。エイミー本人も多用している細タイプのマステのセットです。


背景にチラリしているペーパーやスタンプも気になるでしょう?来週ご紹介いたします!

続きです。

ワークショップでもマスキングテープを使いました。


フレックルドフォーン【CP】です。ブランドを言い当てたら、講師のミシェルはビックリしていました。

「さすが日本人!」と言われてしまいましたので、「テープ好きは遺伝子に組み込まれてる」と反応しておきました(笑)。

 次は夫編。


この間の2枚と違い、こちらはだいぶお手本に忠実に出来ています。

ただ、老眼のオジサンなので、「違う色にしないと見えない」などと言って、細く切ったペーパーを「LOVE」に貼り付けていました。


ミシェルと夫は同世代なので、老眼ネタで盛り上がっていたこと(笑)!

2人とも、「急に来た」と言います。私の母もそう言います。視力のよい人に限って早いと言いますが、ミシェルも夫も母もまさにそれに当てはまります。

夫が「字が読み辛い」と訴え始めたのはすごく早くて、母との電話で、「もう老眼なのかなぁ?」、「さすがにまだ若いんじゃない?でもロンちゃん、目がいいからねぇ」なんて会話をしたのを覚えています。

私の記憶が正しければ、それは夫が38歳のとき!私も今は普段メガネやコンタクトですが、20代前半までは両目とも2.0だったので、いつ来てもおかしくないと覚悟はしています。

夫も写真1枚だったので、残りは帰宅してから仕上げました。


ジャーナルを書いたのは、このペーパー【CP】のカードです。



カメラは、最初その左のカードのを切り取って使おうとしていたんですが、同じコレクションのダイカットペーパーセット【CP】に大判のものが入っていたことを思い出し、あげました。


これ、かわいかったね。日本滞在中のデイブックと帰国してからのプロジェクトライフにほとんど使いました。




右上に留めているハート形のクリップは、ワークショップでもらったものです。

「好きなだけ持ってっていいよ」と言われたんですが、夫婦揃って謙虚なので(笑???)、それぞれひとつずつ。



写真は夫と、去年の11月に亡くなった伯母のツーショット。伯母は長く闘病生活をしていましたが、10月半ばに会いに行った時は思った以上に元気そうで、安心していたんです。

ところが私がアメリカに戻って数日後、出張先のサンフランシスコで受けた母からのメールで亡くなったことを知らされました。

運転中だった夫は道端に車を停め、しばらく泣いていました。この写真は、夫が伯母に最後に会った、2009年のものです。


伯母との写真をスクラップブックにしたい、と言っていたので、願いが叶ってよかったです。

最初、ワークショップでパンチしたスカロップのドットのハートだけを貼っていたんですが、帰宅してからひとまわり小さいレースのハートを重ねていました。

マーサのラージサイズのエッジパンチ【CP】です。



エッジパンチなのでこんなふうにペーパーのふちにボーダー模様として入るのですが、ハートだけを切り取って使っています。


 
ワークショップは講師側の経験もあるので、材料の調達やインストラクションの作成、説明の手順や時間配分など、すごく大変なのが分かります。

でも参加する側は単純に楽しい!

自分で材料を選んであれやこれやと回り道をしながら産みの苦しみ(笑)を味わうクラフトももちろん好きですが、敷かれたレールに乗ってちゃんと把握もしていないのに目の前で作品が完成して行くワークショップにもまた違った楽しみがあります。

私の作るカードキットと詳しい作り方の説明書をそんなふうに見てくださり、「まるで通信講座を受けているみたい」、「地方ではなかなか機会のないワークショップに参加したみたい」と言って喜んでくださる方々もいらっしゃいます。

準備は精神的にも肉体的にも大変だし、毎日のブログ更新やその他の業務とも平行しなければならないのでキット制作は大仕事です。

でも、ミシェルの楽しいワークショップを受けて、「私もがんばろう、もっとキットを作って私の知っていることや得意なことをみなさんにお伝えしよう」と強く思ったのでした。

消費税アップの前にひとつ発売できるよう、がんばります!

今日もランキングの応援をどうぞよろしくお願いいたします。

 

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